2026-02-01から1ヶ月間の記事一覧
2026年2月23日、本郷通りを歩いていた。日差しはやわらかく、空気はほんのり春めいていて、コートの前を開けて歩けるほどの陽気だった。 前から歩いてきたカップルが、ふと足を止めた。男性がカメラを取り出し、何かを見上げてシャッターを切る。 本郷通り沿…
2026年2月14日。赤坂の街を歩いていて、ふと足を止めた。 地下横断歩道の入口に設置された案内板。そこに記された文字が、妙に強く意識に残ったからだ。 地下道入口の案内標識。現行町名「赤坂2丁目」の右側に、かっこ書きで「福吉町」と添えられている 現在…
埼玉県深谷市の岡部駅から、午後の探索を始めた。駅前は静かで、どこか時間の流れがゆるやかに感じられる。南口を出て旧中山道を西へ。道沿いには住宅が並び、庭先には秋の草花が咲いていた。 この日は特に目的地を決めず、ただ歩くことを楽しんだ。道端には…
1. 2026年2月、新倉での邂逅 当ブログではこれまで、各地の電柱や門柱にひっそりと残る「電力プレート」を記録してきた。 2026年2月、和光市の新倉エリアを探索中、ある民家の門柱に設置された一枚のプレートが目に留まった。各地を歩き、こうしたプレートを…
1. 偶然の出会い、Googleストリートビューかと思いきや? 2025年10月21日、都内探索を終え、高輪ゲートウェイ駅へと向かっていた時のこと。前方に、天井に大きなカメラのような装置を載せた見慣れない車が現れた。 一瞬「Googleストリートビューの撮影車かな…
府中市内で見つけた古い温度計。白地に黒の文字が、長年の風雨に耐えて残っている。2026年1月29日、府中市内を歩いていると、住宅の壁面に掲げられた一枚の古い温度計に目が留まった。 それは単なる古道具ではなく、かつてのこの地域の行政区分や、一企業の…
軒下に、黒猫がいる。 古びた木の梁の上で、風鈴の音に包まれながら、静かに町を見下ろしている。 この猫に初めて出会ったのは、ある曇りの日の午後だった。 ふと見上げた先に、まるで空気の一部のように、ひっそりと佇んでいた。 目を凝らすと、左右の目の…
ミルは小さな町のパン屋で働く看板猫。 毎朝、店主よりも早く起きて、焼きたてのフランスパンを抱えて店先に立つのが日課。 オレンジと白のしましま模様に、まんまるの黄色い目。白いエプロンをきゅっと結び、両手にはこんがり焼けたフランスパン。パンの香…
その猫は、いつも高いところにいた。 場所はとある街の駐輪場。タイル張りの壁に取りつけられた金属の一輪車の上、まるで空中を見渡すように、猫の姿があった。 名前は「トツカ」。 誰が呼び始めたのかはわからない。でも、みんながそう呼ぶようになった。ト…
2月22日、猫の日。 商店街のあちこちに、猫の飾りやポスターが並び、猫型のどら焼きや肉球クッキーが店先を彩る。そんな中、ひときわ目を引くのが、和菓子屋「福ねこ堂」の店先にいる、黄色と白の猫の看板だ。 その猫の名は「チャリン」。 ピンクのがま口を…
2月22日、「にゃん・にゃん・にゃん」と猫の鳴き声にちなんだ“猫の日”。SNSには愛猫の写真があふれ、街のあちこちで猫グッズが並ぶこの日、ふと、ある猫のことを思い出した。 それは、以前杉並区の住宅街を歩いていたときのこと。フェンスの前に立てられた一…
2026年2月10日、恵比寿駅付近。 何度も歩き慣れたはずの歩道を歩いていると、ふと、一枚の古い赤い看板が目に留まった。 鮮やかな赤に白抜きの文字。「東京都渋谷区」に続く文字は、時の流れで風化したのではない。そこには、明確な「消し去ろうとした意図」…
探索の途中、ふと視界の端に“異様な存在感”を放つ看板が立っていた。 そこは、歴史ある大学や邸宅が点在する、いかにも**「文教地区・文京区」**らしい静かな住宅街。 一見して管理の行き届いた、あるマンションの植え込み。 「よくあるマナーの注意書きかな…
年末の大掃除もそこそこに、今日も街へ繰り出した。 今回は、東京都練馬区旭ヶ丘の周辺。特に旧町名の探索が目的だったわけではない。通り道だったので、目撃情報があったかどうかも覚えていなかったが、ついでに少し歩いてみることにした。 すると――あった…
本来の目的は、放送が始まったばかりの**大河ドラマ『豊臣兄弟!』**の展示を見ること。仲睦まじい兄弟の物語がいかに描かれるのか、期待を胸に博物館へと向かった。 入館直前、目に飛び込んできた「案内」 建物の入り口に差し掛かったときだ。ふと視界に入…
今日の街歩き、まさかこんな発見があるとは思ってなかった。 道を歩いていたら、ふと古い家の玄関先に視線が吸い寄せられて、そこに掛かっていたのが――なんと高座郡時代の表札。道路から少し奥まった玄関だったんだけど、黒い文字がふっと目に飛び込んできて…
2026年2月10日、愛宕山にあるNHK放送博物館に立ち寄った帰り道、巨大な再開発現場のフェンス越しに、意外すぎる掲示を見つけた。 そこは、2028年の竣工を目指してタワーマンションなどが建設されている**「愛宕地区第一種市街地再開発事業」の真っ只中。見上…
この日は通院後、宇都宮市内を探索する予定にしていた。 診察は早く終わったので、大宮駅9:42発の快速に予定通り乗れそうだ。 しかし、京浜東北線が10分ほど遅れているとのこと。間に合うのか? 駅に着くと10分ほど遅れている電車に乗ることが出来たが、大宮…
これは、一枚の「ありふれた風景」を追い求めた男と、知恵熱を出してパニックに陥ったAIによる、12ステップにおよぶ血と汗と「呪文」の格闘記録である。 元々は、写真代わりにサクッと画像を生成して終わるはずだった。この記事自体、書くつもりなんて全くな…
多摩市時代の町名地番変更前のものは、連光寺以外の町域でも結構残っている。珍しくないので一度は割愛しようと思ったが、よく見ると「小字(こあざ)」が書かれている。やはり記録として記事にしておくことにした。 多摩市連光寺付近の探索を計画していた際…
東京街道沿いの平井園 街道からだと気が付きにくいが、2頭のキリンがいる。 樹木プレート 4本のラカンマキをキリンのトピアリーにしています。年に2回剪定をして、形を整えています。4本を4頭と勘違いしてしまい、探してしまったが、2頭だった。 1頭目 2頭目…
旧岡部町の痕跡を探し、旧中山道を歩いていた時のことだ。県道295号線と交差する角にある美容室で、ふと目が止まった。 てっきり廃業しているのかと思ったが、店内に明かりが見える。どうやら現役で営業しているようだ。 その店頭で、初めて見る不思議なもの…
「埼玉県北足立郡大和町大字白子」の異なる小字付きのものは、下記の記事で紹介したことがある。 citywalk2020.hatenablog.com この記事の中で、"他に発見したものがあるので、別の記事で紹介しよう"と書いたものが今回のもの。 白子は現在も残る町名だが、…
午前中、墓参りに行き、水道で洗い物をしていると、足元に小さな氷の塊が目に入った。 水道から落ちた雫が、草の根元で凍りついてできたものらしい。 透明なアリの頭と胴体のように見える形で、草の根が脚のように伸びている。 少しだけ不気味な雰囲気もある…
約5ヵ月ぶりにJR宇都宮線石橋駅へ。 変わっていない。 あっ、変わっているのもあったか。 イノシシの木が紅葉していたんだっけ。 citywalk2020.hatenablog.com 前回は時間に追われてしまい、旧町名の痕跡を一つも見つけることができず、少し心残りのある探索…
街を歩いていたら、ふと視界に飛び込んできた手作り感漂う看板。そこには堂々とこう書かれていた。 「たのまない訪問販売お断り」 ……いや、ちょっと待ってほしい。 まず「たのまない」。この言い方、なんとも言えない違和感がある。「頼まない」って、こっち…
以前、熊谷市になる前の江南町時代のものを下記の記事で紹介したことがある。 citywalk2020.hatenablog.com 先に村時代のものを紹介するのが普通かと思うが、順番が逆になってしまった。発見日 2025年10月6日 発見場所 埼玉県熊谷市①江南村大字御正新田(み…
1. 30万アクセスという節目に思うこと 1か月前の2026年1月5日、累積30万アクセスを達成。数字だけ見れば小さな一歩かもしれないけれど、毎日コツコツと積み上げてきた記事が読まれ、誰かの役に立っているという実感は、やはり嬉しいもの。 ブログを始めた当…
この道は何回も歩いたことがあるはずだが、その存在に初めて気が付いた。 恵比寿駅から徒歩数分のところ。 そう、ここは渋谷区恵比寿だ。 信じられない。ァリェナィ*1ァリェナィ東方面はこんな感じ。 新橋通りから 街灯は付いていなかったが、現役で頑張っている姿に感…
市中心部からかなり離れた所を事前にストリートビューで仮想探索をしていたところ、長屋門に電力プレートらしきものが見えた。 あれは電力プレートだったのだろうか? 現地に行って確認してこよう。 稲城長沼駅付近から探索を開始し、はるばる上谷戸までやっ…