歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

電力プレート エドバシ2-2

発見日  2021年9月25日

発見場所 東京中央区日本橋2丁目

あなご専門店に設置されている。

訪問した時はランチ中で、のれんがかけられていて、のれんの棒がちょうど電力プレートの真ん中あたりに通っていたり、行列の人たちがいたため、写真を撮ることができなかった。
そのため、ランチが終了(15:00)するまで、時間をつぶすことにした。
霊岸島(再訪して撮影)→ヨシチヨの電力プレート発見(近日中に公開予定)→富沢町(琺瑯住所プレート消滅確認)→日本橋通の旧町名発見(後日公開予定)で15時過ぎたので再訪したところ、店の中には、まだ客がいたが、のれんは外されていたので、写真を撮ることができた。
黄色というのかこういう色の電力プレートは初めて見た。

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エドバシ」とは、旧町名「日本橋江戸橋」のことである。
地名は、日本橋川に架かる江戸橋に由来するそうだ。

日本橋江戸橋の歴史を調べてみた。

大正12年(1923年)の関東大震災からの復興に際し、東京市では各地で区画整理と町名改正が実施され、現在の中央区日本橋は、昭和通りの東側が江戸橋一~三丁目、西側が通一~三丁目とされた。

昭和22年(1947年)
日本橋区京橋区が合併して中央区が成立した際、「日本橋」を冠称して日本橋江戸橋一~三丁目、日本橋通一~三丁目とされた。

昭和48年(1973年)
住居表示が実施され、現在の地名である日本橋一~三丁目となった。

あなご専門店
2005年に開店。
この店のホームページには、下記のような記載があった。
「建物は昭和28年、終戦を迎えて間も無くに酒屋として建てられました日本家屋です。」
出桁造りなので、当然、戦前に建てられた建物だと思っていたが、戦後築だった。銅板の雨戸や雨樋も素晴らしい!
それにしても、高島屋の裏で周りがビルばかりのところに現存しているのは、奇跡に近いことだ。
1986年頃までは、左隣に当時の写真では出桁造りのように見える「川口屋」という居酒屋があったが、こちらはビルに建て替えられてしまった。

この酒屋も調べてみた所、「川口酒店」という店名だったようである。店の横に古そうな木彫りと思われる「川口商店」の看板が設置されていたので載せておく。
尚、「川口商店」は1953年に創業、2017年に閉店したとある。

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