今回で最後の2021年10月15日シリーズである。
「みかとパン」を後にして、今度は文京区で旧「同心町」が発見されたとの情報を見て、探索を行った。
この旧町名案内を頼りにして、全域を歩いたはずなのだが、見つからなかった。
旧町名探しのベテランと初心者の差だろうか。
まだまだ自分の目は節穴なのか。更に探索道を究める必要があるようだ。
リベンジを誓って、帰途に着く。
ではない、これで終わりではない。
今(2021年10月17日)記事を書きながら、ネットで調べていたら、設置されている建物の写真が掲載されていた。
あの建物だ、見覚えがある、あそこにあったんだ。
見つけられないとは・・・。やはり、自分はまだ修行が足りないようだ。
しかし、この時は見つからなかったので、再会した「小石川區金富町」を紹介しよう。
発見日 2021年10月15日
発見場所 東京都文京区春日2丁目
この同心町の案内板を左手に見ながら、少し先に、見覚えのある「小石川區金富町」の寺院の表札があった。
ここは「同心町」なのか「金富町」なのか?どっちだ?ということになる。
境界は、はっきりとわからないが、微妙に入り組んでいるのかもしれない。
さて、ようやく、「小石川區金富町」の紹介となる。
小石川區時代の表札となる。
「金富町」は「かなとみちょう」と読む。
以前(2012年)撮られていた写真を見ると、白いペンキみたいので消されている範囲が広かったが、それから9年も経過したせいか、はげ落ちてきており、文字が良く見えるようになっている。
この際だから、全部削り取ってすべてを見えるようにしたかったが、さすが、それは思いとどまった。
沿革
1878年(明治11年)11月2日
郡区町村編制法により、小石川金富町等の区域をもって小石川区を設置。
1889年(明治22年)5月1日
市制、町村制の施行に伴い東京市の設置。
1911年(明治44年)
小日向台町と小日向水道町を除き、町名の「小石川」「小日向」の冠称を廃止。
1943年(昭和18年)7月1日
東京都制が施行され、東京市と東京府が廃止され、東京都を設置。
1947年(昭和22年)3月15日
本郷区と合併して文京区を新設。
1964年(昭和39年)年8月1日
住居表示の実施により、春日二丁目に編入となり消滅。
地名の由来
金剛寺の「金」と小石川富坂新町の「富」の頭文字を採った。