歩・探・見・感

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旧町名 たばこ販売店&電力プレート 東京都中野区昭和通

このたばこ販売店と電力プレートは同じ酒店に設置されている。

最初訪問した時、電力プレートは壁に設置されているのですぐ撮れたが、たばこ販売店の写真は撮りづらいところにあったので、その時は撮れなかった。
今回は、少し角度を変えてみたら、撮ることができた。

この酒店は1924年大正13年)創業で、今の建物は1946年(昭和21年)築らしい。

旧町名のたばこ販売店と電力プレートと表札のトリプルがひとつの町域(東京都中野区上高田1丁目)に残っているのは珍しい。

 

たばこ販売店

発見日  2022年2月22日

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このたばこ販売店琺瑯看板はだいたい撮りにくいところに設置されている。
設置当初は見えやすいところにあったのだろうけれど、マニアにとっては探すのも撮るのも一苦労である。

朝ドラ「カムカムエブリバディ」の縦型の「たばこ販賣所」の看板だが、最近見かけなかったが、今日は「たばこ」の文字だけ見えた。
戦後の場面でも見かけることがあったが、戦前の時代をやっていた時と同じものだと思われる。
こんなことを気にするのは自分だけか?

 

電力プレート

発見日 2021年6月7日

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「シヨウワ-16」と「シヨウワ2-15」電力プレートが2枚同じ場所に設置されているのは珍しい。
「ワ」が数字の「7」に見えなくもない。
そうなると「シヨウ7-16」と「シヨウ72-15」になる。

活字と違い、「7」は1画で書くと1と混同されやすいので、左上に小さくカギをつけて2画で書くとある。
でも数字の隣にあると「7」に見えてしまう。
どうでもいいことだが・・・。

「シヨウワ2-15」の電力マークだけが黄色い。

「シヨウワ-16」と「シヨウワ2-15」どちらが古いのだろうか?
劣化具合から見ると「シヨウワ2-15」の方に思える。

今でもこの数字は謎だ。

 

発見日 2021年6月10日

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現在は上高田一、二丁目、新井一丁目、東中野三丁目、中野五、六丁目のそれぞれの一部。
中野区(旧・豊多摩郡中野町)では、幹線道路を挟んだ両側をひとつの町域とするのが一般的だったようだ。
通りの両側が商店街を形成していたとすると、その方が現実的であったのだろう。
1963年以降、住居表示が実施されると、現代風の道路で区切る方式になったため、それまでひとつの街だったのが、南北、東西に分断されてしまった。
昭和通は、1町3町域(昭和通一~三丁目)が、4町6町域に分割されてしまった。

 

町会に名称が残っていた。

昭二町会

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高田1丁目の早稲田通り沿いは寺院が多いので、このような標語にしたのだろうか?

 

昭三自治

発見日 2022年2月25日

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