歩・探・見・感

歩・探・見・感

ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

琺瑯町名看板 南多摩郡多摩町一の宮152

今のところ多摩市で現存が確認されている琺瑯町名看板はこの1枚だけである。

発見日  2022年3月14日

発見場所 東京都多摩市一ノ宮4丁目

f:id:citywalk2020:20220314195151j:plain

歴史
1964年(昭和39年)4月1日
町制が施行され、多摩町となる。

1971年(昭和46年)11月1日
市制が施行され、多摩市となる。

多摩町になったのが1964年、多摩市になったのが1971年ということで多摩町時代は7年間と短かった。
この琺瑯町名看板が作成されたのはその間と考えられる。
それを考えると更に貴重さを感じる。

 

地名の由来

f:id:citywalk2020:20220315092814j:plain

「一ノ宮の町名由来板」(たま広報 平成28年11月20日号掲載)より
「一ノ宮」の町名は、地内にある「小野神社」が、武蔵国六所宮(むさしのくにろくしょぐう)〔府中市大国魂神社(おおくにたまじんじゃ)〕の東殿第一位(とうでんだいいちい)の座にまつられ、一之宮大明神(いちのみやだいみょうじん)と呼ばれたことに由来しています。
小野神社については、安寧天皇(あんねいてんのう)〔紀元前6世紀〕の勅命により創設されたと言い伝えられています。また、「延喜式神名帳(えんきしきしんめいちょう)」には多摩郡八座(たまぐんはちざ)の一つに小野神社が記されており、市内で最も古く由緒ある神社です。「日本三代実録(にほんさんだいじつろく)」によると、元慶(がんぎょう)8年〔884年〕正五位(しょうごい)の神位が授けられました。「吾妻鑑(あずまかがみ)」には一宮と地名の記載があります。

朝倉染物店は府中消防署分倍出張所近くの表記住所の府中市分梅町5-1に現存しているようである。
府中で見つけた琺瑯町名看板の中には、朝倉染物店はなかった。
以前はあったのかもしれないが、消滅してしまったのかもしれない。

 

一ノ宮4丁目にはもっと古いものが残っていた!
こうご期待!