歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

旧町名「代々幡町代々木富ヶ谷」「渋谷區代々木富ヶ谷町」

2022年3月29日に再訪してきた。
まだ紹介していなかったので、紹介しよう。

発見日  2021年1月5日

発見場所 東京都渋谷区富ヶ谷2丁目 

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山の手通り沿いのマンションの敷地内にある。
なんでこんなところにと思ってしまうが、歩道から見えるところに設置されているので、先日紹介した「澁谷區金王町」のように旧町名をモニュメント的に残してくれているのだろう。

右側の門柱は氏名の表札が設置されていたと思うのだが、それはさすがに取られている。

高さが違うのが気になるが、デザイン的にこの位置が良かったのかもしれない。

このように残してくれる方が多いといいのだが、実際の所、残すということは中々難しいだろう。
第一残す場所がないと始まらない。
移設費用もかかるだろうし、余程旧町名に理解がないとできないことだろう。

感謝である。

豊多摩郡代々幡町代々木富ヶ谷

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1889年(明治22年
南豊島郡代々木村幡ヶ谷村とが合併して南豊島郡代々幡村が誕生した。 

1896年(明治29年
南豊島郡東多摩郡と合併、豊多摩郡代々幡村となる。

1915年(大正4年
代々幡村が町制施行して代々幡町となる。

1932年(昭和7年
郡ごと東京市編入され、渋谷町、千駄ヶ谷町と合併して渋谷区となり、代々幡町は消滅した。

1963年(昭和38年)7月1日
住居表示により、代々木富ヶ谷町、代々木深町代々木上原町、神山町から富ヶ谷1丁目、2丁目が成立。

「代々幡」の地名の由来
「代々幡」は「代々木」の「代々」と「幡ヶ谷」の「幡」とをつなげて作った合成地名である。

富ヶ谷」の地名の由来
旧代々木富ヶ谷町から採られた。宇田川と河骨川の2つの谷が合流する地点となっており富ヶ谷の名前はこの谷に由来する。 また、古くから現在の富ヶ谷一丁目付近で貝殻の化石が多数出土したことから、この地が「留貝」と呼ばれ、これが転化したものとする説もある。 

今日(2022年3月30日)午前中、3回目のワクチン(ファイザー)を接種してきた。
1回目(ファイザー)、2回目(ファイザー)とも接種した腕が痛い位で熱も出ず、翌日は元気よく探索に出かけたのだが、今回はどうであろう?

2024年5月5日

3年前に撮っていたものをまだ紹介していなかった。

撮ったことさえ覚えていなかった。

発見日 2021年1月5日

発見場所 東京都渋谷区富ヶ谷二丁目

渋谷區代々木富ヶ谷

木製の表札なので読みにくいが、これはまだ何とか読み取れるレベルのものだ。

完全に読めなくなっている木製の表札もあるが、解読技術が上がれば、もっと旧町名を発見できるかもしれない、と可能性を感じているのだった。