歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

中銀カプセルタワービル&北浦和公園

1972年に竣工した「中銀カプセルタワービル(なかぎんカプセルタワービル)」が、建設から50年を経て、ついに解体されることとなった。 解体は2022年4月12日に始まり、年内に完了する予定だ。 

全部解体される前に一度訪問してみたいと思っていた。
この日(2022年4月17日)訪問する予定を立てていなかったが、たまたま近くを通ったので、結果的に訪問することができた。

真下で写真を撮っている人がいる。
小人のようだが、わかるだろうか?

自分の周りにも同好の士が結構いた。

 

いつみても独特なフォルムだ。

左側中央辺りの中段部分のカプセルの長辺側の壁に、大小の矩形をランダムに並べた窓が複数付いているが、わかるだろうか?
竣工時の写真には、この窓はなかったらしい。
外からは窓に見えるが、外から貼っただけの「ツケ窓」のように見える。

この建物について調べていたところ、
唯一“恐怖”を感じたものは“台風”だったとの記事を見つけた。
ダイレクトに風を受けて、一つひとつ独立したカプセルそれ自体が揺れるので、「このまま取れてしまったらどうなるんだ!?」と。
確かにこれは住んでいた方ならではの恐怖だ。

 

空中歩道橋のガラス越しに撮ってみた。

 

歩道橋を降りて高速道路越しに撮ったもの

 

歩道橋を渡り、近くに寄ってみる。

 

下部が工事用の柵に覆われていた。

近いうちにこの柵が全体を覆ってしまうのだろう。

 

裏側の建物(中銀城山ビル)は既に解体されていた。

 

解体工事のお知らせが貼ってあった。

今年の12月に解体完了予定とのことだが、いつまでこのカプセルが見れるのだろうか?

安心してほしい。

いつでも見れる。

しかも、目の前で。


タイトルに北浦和公園が入っているので、?と思った方が多いだろう。
中銀カプセルタワービルを調べていたら、なんと!なんと!地元さいたま市にある北浦和公園にあることが分かった。
何があるの?と思ったあなた。
教えてあげよう。
なんとカプセルの一部が北浦和公園に設置されていたのだった。
びっくりだ。
何回か訪れたことがある公園だ。
このようなものが設置されていたとは、全然気が付かなかった。
灯台下暗しというやつだ。
既に多くの方が紹介していた。
知らないのはあなただけだと言われそうだ・・・。

ということで、善は急げということで、早速本日(2022年4月20日)訪問してきた。

彫刻広場にあるらしい。

 

ちょうど噴水の舞が見れた。

 

彫刻広場だ。

これには記載されていない。

 

右に見えるのは「這うものたちの午後の眠り」という題の彫刻達で、その左に見える。

 

そうこれがカプセルの一部だ。

説明が書いてあるのだが、反射してしまいよく見えない。

何故ここにあるのかというと、このモデルカプセルは元々、「中銀カプセルタワービル」の1階にモデルルームとして設置されていた。その後2011年〜2012年に六本木の森美術館で行なわれた「メタボリズムの未来都市展 ― 戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」という企画展で展示された後、中銀ビルディング株式会社から、埼玉県立近代美術館に寄贈され、2012年1月16日北浦和公園に運ばれ、設置されたのだった。

 

正面

丸い窓。

中銀カプセルタワービルで見えるものと同じ形だ。

 

裏側

これが玄関らしい。

 

中には入れないので、反射しないように内部を撮ってみた。

建築時の状態を保つ直方体のモデルルーム(縦2.6メートル、横4.1メートル、高さ2.5メートル)で、重さ約3.8トン。円形の窓からベッドやユニットシャワー、AV機器を備えた約4.5畳の室内が見える。

 

左側にユニットバスが見える。
ネットで見た写真はユニットバスの中が見えていたが、見れなかった。

 

反射してしまいうまく撮れない。

中央にソニー製のテレビ、空調の吹き出し口、下部には電卓付きのライティングデスク、電話、ラジオ、オープンリールが見える。
オープンリールは一般的だったのだろうか?
マニアだけだと思うが。
もうかなり前に処分してしまったが、自分はAKAIのオープンリールを愛用していた。
オープンリールという響きだけで懐かしい。
昔を思い出す。

 

北浦和公園にはこんなものもいる。

埼玉県立近代美術館(MOMAS)は、埼玉県さいたま市にある緑豊かな北浦和公園に1982年に開館した。建築家・黒川紀章の設計による最初の美術館である。

JR京浜東北線北浦和駅西口より徒歩3分と好アクセスである。

近くにはスイーツで有名な「アカシエ」もある。

さいたま市観光大使ではないが、おすすめのスポットの一つである。