歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

旧町名 川崎市王禅寺字光ヶ谷

まだ、町名看板探索がメインだった頃、東京都内や埼玉県内にあるものはほぼ発見したので、当時は神奈川県にあるものも制覇しようと燃えていた。
しかし、往復の交通費のこともあり、神奈川県は川崎市横浜市までをターゲットとすることにしていた。
かなり前のことになるが、川崎市横浜市に現存しているものは探し終えたので、今のところその先の探索は中断中である。
あっ、思い出した。
横浜市だったか川崎市だったか忘れたが、まだ、撮り残したのがあったんだ。
機会があったら、訪問しよう。

というわけで、川崎市を訪問中に発見した旧町名である。
東京都、埼玉県のものだけではなく、今回は、箸休め的に、神奈川県のものも入れてみた。

 

川崎市王禅寺字光ヶ谷2775の39

発見日  2020年10月24日

発見場所 神奈川県川崎市麻生区王禅寺西2丁目

 

川崎市王禅寺字光ヶ谷2803

発見日  2020年10月24日

発見場所 神奈川県川崎市麻生区王禅寺西2丁目

歴史

1889年(明治22年
市制・町村制施行で柿生村大字王禅寺となる。

1939年(昭和14年
柿生村大字王禅寺が川崎市編入され成立。川崎市多摩区王禅寺となる。

1982年(昭和57年)
麻生区は行政区再編により多摩区から分区して誕生した。

2000年(平成12年)11月6日
住居表示を実施に伴い、王禅寺西1~7丁目を新設。
 王禅寺西 1 丁目 字這松、光ヶ谷、吹込、荏子田、
 王禅寺西 2 丁目 字這松、光ヶ谷
 王禅寺西 3 丁目 字荏子田、吹込、米田、島田、光ヶ谷、瓦谷
 王禅寺西 4 丁目 字吹込、米田、島田、白山谷
 王禅寺西 5 丁目 字吹込、日光、
 王禅寺西 6 丁目 字日光、上麻生字大ヶ谷戸
 王禅寺西 7 丁目 字日光、源内谷、白山
2001年(平成13年)11月26日
住居表示を実施に伴い、王禅寺西8丁目を新設。
 王禅寺西 8 丁目 字源内谷、白山

2002年(平成14年)10月15日
住居表示を実施に伴い、王禅寺西8丁目の一部を編入

 

20年ほど前に住居表示されたとなると、旧町名の世界としてはごく最近のことだ。
ここも旧町名の宝の山かもしれない。
しかし、注意点は最後に書いてあるので、読んでね。

 

地名の由来

王禅寺
この地にある真言宗の寺、王禅寺に由来する。

光ヶ谷
「岩洞の透より光明お(を)放し」. た尊像に由来する地名で、『風土記稿』には「光かゝ谷」と書かれてる。

麻生
この地が8世紀ごろの朝廷への貢物だった麻布の原料である麻を産したことによると伝えられている。

 

王禅寺見晴し公園

曇り空だが、大山などの山が見える。

天気が良ければ富士山も見えるようだ。
また、富士山の手前に神奈川県最高峰の山、蛭ヶ岳(1,673m)も見えるらしいが、何故か案内図には載っていない。

ちょうど厚い雲にぽっかりと穴が空いたところを撮影できた。光線が降っているように見える。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のゆかりの地がこの近くにある。

坂が多いこの辺りの旧町名探しは、自転車でも大変ではないか。
でも、今は電動自転車という便利なものがあるから、大丈夫か。
足腰に自信がある方は徒歩でどうぞ。

 

街探索で未発見の旧町名を発見した時は、スーパー「ちむどんどん」だ!
もっとも、そんなことはめったにないけど、既発見のものを発見した時でも小「ちむどんどん」。
「ちむどんどん」を求めて、今日も歩く。