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旧町名 埼玉縣蓮田町馬込

東京都の旧町名マニアの方はたくさんいて、SNSで数多くの旧町名を投稿されているが、埼玉県は「埼玉の古い地名を探す」さんくらいしか見かけない。

しかし「埼玉県の小字」さんの今日の今現在(2022年5月23日9:45頃)のアクセス数を見ると、

サイト全体: 1,316,052

今日(2022年5月23日): 1,404

昨日(2022年5月22日): 2,711

となっており、平日でも結構なアクセス数がある。

うらやましい・・・、うらやましすぎる。

ということは埼玉県の旧町名のマニアも数多くいるのだろう。

その埼玉県の旧町名のマニア向けに、見てくれないかもしれないし、喜んでもくれないかもしれないが、そんなことは気にしないで、Going my way 今までのように自分で「ちむどんどん」しているものを紹介していくことにしよう。

 

発見日  2020年3月31日

発見場所 埼玉県蓮田市馬込1丁目

歴史

1889年(明治22年)4月1日
町村制施行により、掛村・金重村・本宿村・箕輪村・馬込村・川島村・平林寺村が合併し、河合村が発足。河合村の大字馬込となる。

1954年(昭和29年)5月3日
岩槻町・新和村・和土村・川通村・柏崎村・河合村・慈恩寺村が合併し、岩槻町が発足。同町の大字となる。

1954年(昭和29年)7月1日
岩槻町が市制施行し、岩槻市となる。岩槻市の大字となる。

1956年(昭和31年)1月1日
馬込の一部および川島の全域が岩槻市から蓮田町へ編入される。蓮田町の大字馬込が成立する。

1972年(昭和47年)10月1日
蓮田町が市制施行し、蓮田市となる。蓮田市の大字となる。

2012年(平成24年)1月7日
馬込下蓮田土地区画整理事業の換地処分が前日に行われたことに伴い、町名地番変更が行われ、大字馬込および大字蓮田の各一部から馬込一丁目 - 六丁目が成立(大字馬込および大字蓮田の各一部から一丁目・三丁目 - 五丁目が、大字馬込の一部から二丁目・六丁目が成立)。また、大字蓮田および大字馬込の各一部から蓮田一丁目 - 四丁目が成立。

 

地名の由来

こまごました狭い谷の地形からと言われている。

 

この付近に武州鉄道の馬込駅があったらしいので、調べてみた。

武州鉄道は明治43年(1910)11月、中央軽便電気鉄道として創立し、後に社名を武州鉄道と改めた。
大正13年(1924)に蓮田・岩槻間が開通し、昭和3年(1928)浦和大門、昭和11年(1936)には川口市神根まで延長したが、昭和13年(1938)9月に廃線になった。
武州鉄道馬込駅の建設を記念した昭和6年(1931)2月1日銘の「馬込車站(しゃたん)建設碑」が、里見材木店の裏に残っているらしいが、粉々に割れてしまっているらしい。
無残。

「車站」というのは、中国語で「停車場」の意味。