東京国際フォーラムの北端の片隅に、古い石碑が残っている。
最近その存在を知った。
新たな探索ターゲットとして、東京都に残る東京府の痕跡を調べていたら、こんな身近なところにもあることがわかった。
灯台下暗しだった。
発見日 2022年6月30日
発見場所 東京都千代田区丸の内三丁目
上部には何かしらのプレートが埋め込まれていたのだろうか。
ネットにある古い写真を見てみたが、わからなかった。
東京都指定旧跡
「東京府庁舎跡」
所在地 東京都丸の内三の五の一
指定 昭和30年3月28日(旧跡)
所有 東京都(産業労働局)
東京府庁舎は、当初東京市幸橋門内(現在の内幸町一丁目)の旧大和郡山藩邸に開設されその後1894年(明治27年)に丸の内(現在の有楽町駅前)に新たに建設されました。
1898年に東京市庁舎も完成し、第二次世界大戦中の1943年に東京市と東京府が廃止され東京都が設置されましたが、この建物は戦災で焼失しました。
1955年3月に敷地一帯が、旧跡として東京教育委員会により文化財指定されました。
かって、東京府庁舎があったことを示すものとしては、本石碑だけが残っています。
写真を撮っていたら、通りすがりのおじさんに「すごいもの見つけましたね。」と声をかけられた。
「これは有名なものです。」とよく知っているように言ったが、自分も初遭遇だった。
ただ写真を撮っていただけなのに「知らなかった。ありがとうございます」と感謝されてしまった。
近くを通っていた若者が「東京府だって」と言うのが聞こえた。
このように感心を持ってくれると嬉しくなるおじさん(自分)だった。
七夕の飾り
帝国ホテルのキッチンカーが出店していた。
帝国ホテルとしては良心的な価格のような気がする。
厨房