歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

センホール&渋谷区デザインマンホール

とうとうマンホールの世界に踏み込んだ。

東京府時代のものが、まだ現存しているらしい。

東京府 - 路上文化遺産データベース」さんが詳しいが、どのくらい現存しているのだろう?
今後のミッションのひとつは「東京都に現存している東京府のマンホールを探せ」である。

これから、真夏の炎天下の中、直射日光が照り返す道路を探索するには厳しい時期だ。

東京消防庁によると、6月の1カ月間で、都内で、熱中症の症状を訴えて、病院に運ばれた人が、1517人(速報値)にのぼったことが分かった。6月としては、過去10年で最多となったらしい。

その仲間にならないよう、あまり無理はせず、ゆるく探索を続けよう。

 

渋谷区のデザインマンホールを調べていたら、千駄ヶ谷東京府時代のマンホールがあることが分かった。
自治体でこのようなマンホールを紹介しているというのは珍しいのではないか。

 

昭和初期に設置された古いマンホール、通称「センホール」と言われている。かつて千駄ヶ谷東京府豊多摩郡千駄ヶ谷町のときに設置されたマンホールで、現存するものはこの1枚だけだそうだ。

 

千駄ヶ谷大通り商店街からこんなところにあるのかなと思いながら、傾斜のゆるい坂道をおりていくと、道が折れ曲がっている辺りに突如それは目の前に、いや、目の下に現れたのである。

 

発見日  2022年7月2日

発見場所 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目

蓋の模様は東京市型と呼ばれるJIS標準模様。

 

中央部分に「千」の紋章が描かれている。

「千」の字の上下に文字のようなものが見え、「土」と「木」と読める。
しゃれたデザインである。

 

4方向から撮ってみた。

素人目にはただのマンホールだよね。

 

センホールに向かう途中に、渋谷区のデザインマンホールがあったので、マンホール巡りをしてきた。

 

渋谷区デザインマンホール

JR千駄ケ谷駅から徒歩5分の千駄ヶ谷大通り商店街に、高校生棋士の成長を描いた、羽海野チカさんの作品「3月のライオン」のキャラクターと将棋の駒のデザインを起用したマンホールが6種類9枚設置されている。

 

1 桐山零

 

2 川本あかり

 

3 川本ひなた

 

4 川本モモ

 

5 二海堂晴信

 

6 王さまニャー


作品「3月のライオン」について(渋谷区ホームページより) 
主人公・桐山零は17歳のプロの将棋の棋士
幼い頃、事故で家族を失った零は心に深い孤独を抱え、将棋に対する中途半端さを思い悩みながら日々を過ごしていた。そんな中で出会った川本家の3姉妹(あかり・ひなた・モモ)と接するうちに、零の心は少しずつ溶け始めていく。自分らしい生き方を見つけていく零の姿と、3姉妹の温かさに触れていくさまが、河の流れのように進んでいく優しい物語。人気作家・羽海野チカが描く、アニメ化や実写映画化もされた国民的大ヒット作品です。

 

鳩森八幡神社の花手水

毎週金曜日に入れ替えが行われるらしい。