日比谷公園を訪問したら、ユリが咲き乱れていた。
知らなかった。
身近にこんなユリが咲いているところがあったとは。
既に見ごろが過ぎてしまった品種もあったが、圧巻な眺めだった。
訪問日 2022年6月30日
「日比谷公園 園内ご案内」の後ろのユリが満開だった。
日比谷公園・歴史の1ページ
日比谷公園のユリ
左 日本の固有種は海を渡る
右 雲形池周辺のユリ配植図
ここからは咲き誇るユリたちを見ていただこう。
中央奥の方に見えるは、霞門。
これはボケたかな。
ユリの名前が書かれた札があった。花と並べようとしたのだが、わからなくなってしまい、あきらめた。札だけ載せておこう。
28種類あるそうなので、その一部である。
7月に入り開花したものもあり、まだ見頃は続いている。
暑いので鑑賞の際は熱中症対策を万全に。
日比谷公園にはたくさんの史跡がある。
当日撮ったものだけだが紹介していこう。
ルーパロマーナ
この彫像は、昭和13年にイタリアから東京市に寄贈されたもので、ローマ建国の大業を成し遂げたロムルス、メルス兄弟の有名な伝説に基づいた像です。幼い兄弟は、祖父を殺し王位を奪ったアムリウスによってチベル河に流されましたが、忽然と現れた一匹の牝狼に助けられ、その乳を飲んで成長し、成人した兄弟は祖父の仇を討ちローマを統一したと言われています。
東京とローマは1996年に姉妹都市となる。2001年には5周年を記念し、新しいルーパロマーナ像が贈られ、調布市にある味の素スタジアムに設置されている。
京橋の欄干柱
この石柱は、明治8年(1875年)築造された京橋の欄干柱で、大正11年(1922年)架け替えの際にここに移されたものです。
当時は、橋名を刻んだ親柱もありましたが、昭和9年(1934年)京橋の橋台地が整備されたときそちらへ移されました。
馬の水飲み
公園開設当時(明治36年)の照明灯と、同じデザインで作られた鋳鉄製の水飲みです。陸上交通の重要な部分をになっていた馬が、水を飲んだといわれています。
石橋
この石橋は、芝増上寺霊廟の旧御成門前桜川にかけてあった石橋の一つで、市区改正(現在の都市計画事業)の道路構築の時、ここに移したと伝えられています。
素朴なうちにも力強く、江戸時代の彫りの深さを漂わせています。
日比谷公園は何度訪問しても新しい発見がある。