歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

旧品川警察署品川橋交通待機所

旧東海道を歩いていると「まちなか観光案内所」があった。

以前訪問した時はなかったはずだ。

 

発見日  2022年8月6日

発見場所 東京都品川区南品川一丁目-3-1

 

犬を散歩している女性が写ってしまった。

右側には、トラックの一部が写ってしまった。

できるだけ、人物や車を写さないように撮るようにしているのだが・・・。

女性と犬がいたから撮ったのではないか?

ソノトオリダ。

どうせ撮るなら、歩いているおじさんが写るより絵になると思い、撮った次第である。

右側のトラックは気が付かなかったなあ。

女性が離れる前に撮ろうと焦って、気が付かなかったのかもしれない。

 

外観

 

中に資料が展示されているので、入ってみることにした。

奥にスタッフの方が座っていた。
聞きもしないのに、いろいろ説明してくれた。

内部はキレイになりすぎていて、写真を撮る気にはなれなかった。

自分的には改修し過ぎで、昔の面影がほとんど感じられない気がするが、どうなのだろう。

 

パンフレット

訪問した時は、在庫はなかった。

間違っているところもあり、区より予算をもらっているので、新しく作る予定とのこと。

何時配布できるようになるかは未定とのことだった。

 

明治時代の品川警察署

 

東京府荏原郡品川町・大崎町全図

 

昭和16年品川区詳細図

1929(昭和4)年に完成。

敷地面積 : 約1 9 . 7 3㎡
延床面積 : 約1 0 . 3 4㎡

交通安全協会の事務所や地元・櫻心町会の倉庫として使われてきたほか、映画やテレビドラマの撮影などにも活用されてきた。品川区の景観資源・文化財として保存しようと2020年4月30日、品川区が東京都から買い受け、2021年9月に修景工事を開始した。
取得費は715万円(観光サービス充実事業 公有財産購入費) 。
(株)長谷川工務店が落札し、落札金額は20,570万円。

建設当時の写真は残っていないらしいが、以降に撮影された写真を参考に当時の外観を想定し、再現したらしい。

 

旧品川警察署品川橋交通待機所を改修した「南品川櫻河岸 まちなか観光案内所」の完成披露式典が、令和4年3月16日(水)に行われた。

主催者を代表し、品川区都市環境部長が、「"齢90歳"を超える建物が生まれ変わり、このようなセレモニーが実施できるのも、ひとえに地域の皆さまのおかげです。この歴史ある建物が、これからも地域の皆さまに末永く愛されるように、区としても尽力していきますので、今後も変わらぬご協力をお願いします」とあいさつ。

また、櫻心会町会の相原会長は、「長い間、地域のために活躍してくれたこの建物は老朽化がすすんでいましたが、皆さまのおかげで品川区の文化財として蘇りました。今後も、交通安全運動の拠点として活用するとともに、旧東海道品川宿の歴史と文化の情報発信を行える場になれば幸いです」と思いを話した。

 

100周年になったら、品川区に文化財の申請を予定しているとのこと。
100年を越えないと申請しても中々許可が出ないようなことを言っていた。

来年3月までは、月曜・木曜・土曜の開館を予定。開館時間は10時~17時。

 

ここは約3年前に訪問していた。

この時はただ古そうな建物があるということで、正体が何かわからずに撮ったと思う。

屋根がブルーシートに覆われていた。

発見日  2019年11月7日

この時は当該地の町会である櫻心会(おうしんかい)町会の倉庫だったのかもしれない。

やっぱりこのほうが趣があっていいなあ。