先日(2022年8月15日)放送されたからもういいだろう。
毎月泊まるホテルの前に海老原商店がある。
窓から外を見ると、朝早くから、何やら人だかりがあった。
この時は知らなかったが、坂口健太郎が出演するドラマ「競争の番人」が始まり、これかなと思っていたら、第6話に海老原商店がようやく出てきた。
あっ、あの時見たのはこのロケだったんだ。
入り口付近だけで、建物全体は出ていなかったが、看板建築マニアの方にはわかるかもしれない。
撮影日 2022年4月25日
着物の女性は誰だ。
遠くからだが、顔を見てもわからない。
番組を見て知った。
呉服店「ファイブシーズン」の社長・井出香澄(萩原みのりさん)だった。
店先を掃除するシーンだったようだ。
何かの小道具か?
あれ?
坂口健太郎ではないか。
右側の女性は誰だ?
この時は分からなかった。
そう白熊楓役の「杏」だった。
坂口健太郎がマスクをして腕組みをしている。
右側二人の女性はスタッフかな。
エキストラの女性たちだろうか?
右の方に坂口健太郎が見える。
もっと見ていたかったが、この写真を撮ったのを警備員に気が付かれたようだ。
警備員がスタッフに話をしていたようだったが、特に呼び止められることもなかったので、早歩きで現場を後にした。
海老原商店
①全面をタイル張りとし、屋上のパラペットは銅板で造られ、2階窓下に白漆喰による海老原商店の文字看板が装飾されている。
②施主の知り合いであった画家の黒沢武之輔のデザイン。
③2階にはベランダのようなものが設けられ、アーチ状にくり抜かれた奥に建具がはまっている。屋根は瓦屋根となっている。
1887年(明治20年)古着屋を開業
関東大震災後 既製服の洋服を取り扱い始める。
1928年(昭和3年)震災復興で竣工
戦後は、生地の卸小売店として営業。
1960年(昭和35年) 別の場所のビルに営業場所を変更
店舗部分を改造し車庫になる
2006年(平成18年)閉業
それから約10年の間、仕舞屋の状態だった。
2016年(平成28年)隣接する看板建築の解体をきっかけに、再生保存を決意し、リノベーション
空襲を潜り抜けた建物であるが、
・バブル期(昭和60年) に地上げの為に近隣で発生した放火で2階の一部延焼
・隣家の工事中にクレーンが倒れて破損
と様々な困難があった。
その後現当主により旧状に復元する改修工事が行われた。
2003年(平成15年)6月 千代田区景観まちづくり重要物件に指定される。
2020年(令和2年)9月 景観重要建造物に指定される。
探索しているとたまにロケ現場に遭遇する。
だいだいはスタッフが周りにいて、通行人を監視している感じなので、通りすがりにちらっと見るだけだ。
今回は、ホテルの窓からだから、気がつかれずに、しっかりと見れた。
出演している俳優をロケで見たのは初めてだ。
知っている俳優だったので、少し興奮してしまった。
石原さとみ主演のドラマ「Heaven?〜ご苦楽レストラン〜」に一度だけエキストラで出たことがある。
最終話の第10話 Heaven?〜ご苦楽レストラン〜「さよなら!ロワン・ディシー」の消防士役多数の中の一人としてである。
ロケ地は埼玉県さいたま市見沼区にある霊園「彩の国フォーシーズンメモリアル」だった。
自宅からそれほど遠くなかったので、応募してみたら、当選の案内が来たので、当選したのかと思ったら、間違いだったらしく、落選の連絡が。
しかし、ロケ日の前日、欠員が出たので、参加していいとの連絡がきた。
2019年7月19日
集合は19時半で、火事の消火のシーンの撮影が始まったのが、22時頃だったろうか。
集合の連絡があり、自分の車から出ると、隣の車から福士蒼汰が出てたので、びっくり。
スタッフに言われるまま、動いた。
重い消防服を着ながら、結構走らされて、大変だった。
撮影途中、石原さとみがエキストラ一人一人に「食べて」と言ってポップコーンを配ってくれた。
自分「いろいろな種類があるんですね。」
石原さとみ「そうなの」
出演者に声をかけてよかったのかわからないが、会話?ができた。
エキストラも撮影を見ていいとの声がかかったので、遠くから見ていた。
石原さとみが演じているシーンは、暗い上に遠いので、はっきりと見えなかったが、生の声が良く聞こえた。
撮影が終わったのは2時頃だった。
出演者全員がエキストラに「お疲れ様でした。」と声をかけてくれた。
かなり至近距離で出演者を見ることができた。
岸部さんはかなりお疲れの様子だった。
2019年9月10日(火曜よる10時)、ドラマを見た。
あれだけ頑張って走り回ったのに、最後の方でチョロっと火事のシーンがあっただけで、何回か見直して見たが、たぶん自分は写っていなかっただろう。
まあ、生の石原さとみ、福士蒼汰、志尊淳、岸部一徳、勝村政信、段田安則他の役者さんを目の前で見れただけでも十分である。
貴重な真夏の夜の経験であった。