歩・探・見・感

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旧町名&電力プレート 豊島区長崎

南長崎で撮り忘れた場所を撮るために、池袋駅を降り立った。

以前も訪問したことがあるが、長崎の特定整備路線となっている補助第172号線沿いにある建物の状態がどうなっているか気になり、立ち寄ってみることにした。

 

かなり立ち退きが進んでいて、空地だらけであったが、まだ残っていてくれた。

出桁造りのこの建物、いつまで残っていてくれるだろうか?

 

ついでに旧町名の表札などがないかと探索してみた。

 

幸いなことにいくつか発見することができたので、紹介しよう。

 

発見日はすべて2022年8月27日。

 

ナガサキ-47

発見場所 東京都豊島区長崎三丁目

電力プレートを発見するとちむどんどんする!

 

この電力プレートの下にも何かプレートが隠れている。

 

つづいて表札を紹介しよう。

現存している町名だが、住居表示前のものなので、旧町名扱いとしている。

 

②東京都豊島区長崎一丁目三十六番地

発見場所 東京都豊島区長崎一丁目

 

③豊島区長崎一丁目1の55

発見場所 東京都豊島区長崎二丁目

 

④豊島区長崎〇丁目〇〇番地

発見場所 東京都豊島区長崎一丁目

消されていて、読み取れない。
「豊島区長崎」は消さなくてもいいのになあ。

 

西池袋でも長崎のものを発見したが、人がいたので、撮れなかった。

ということで、探せばもっと見つけることができるだろう。

 

歴史

1889年(明治22年)5月1日
市制町村制により、長崎村の大半に下落合村の一部(字三軒家)を編入し、長崎村となる。一部は巣鴨村、落合村編入される。

1926年(大正15年)6月30日
郡制廃止により北豊島郡役所が廃止され、東京府直轄となる。

1926年(大正15年)10月1日
長崎村が町制施行し長崎町となる。

1932年(昭和7年)10月1日
東京市編入により、長崎町は巣鴨町、西巣鴨町、高田町とともに豊島区となる。
長崎南町2・3、長崎東町1、長崎仲町1・2、千川町3が成立。

1939年(昭和14年
町名変更・地番整理が実施され、長崎1〜6丁目が成立。

1964年(昭和39年)
長崎1〜5丁目が住居表示実施。

1968年(昭和43年)
長崎6丁目が住居表示実施。

 

地名の由来

鎌倉時代に執権北条氏の御内人・長崎氏の領地であったことによるという伝承がある。戦国時代の「小田原衆所領役帳」では小田原北条氏の家臣、江戸衆の太田康資の所領とされている。