今回は、本日(2022年9月5日)発見したものと約1年前に発見した江戸川区の旧町名「桑川町」を紹介しよう。
「桑川町」は「くわかわちょう」「くわかわまち」と読んでしまいそうだが、「くわがわちょう」と読む。
発見日 2021年9月20日
おかしいなあ、このへんにあるはずなんだけど。
左側の塀に表札はない。
右側の塀は上の方が木に隠れていた。
もしかしたら、と思い、周りに人気が無いことを確認し、木の下を覗いてみた。
あった!
こんなところにあったんだ。
と発見したのがこれである。
発見日 2022年9月5日
次の目的地に行くためにショートカットできそうな道があった。
その道は両側が住宅が数軒並んでいて、その先は右側が植木、左側がフェンスの幅1mもない位の細い道が見えた。
そこに親子が自転車で入ってきた。
歩きながら、左側の家を見ると、初見の桑川町の表札があった。
少し先で立ち止まり、スマホを見ているふりをしていた。
親子は手前の家に入ったようだ。
戻ろうとするとおばさんがこの道に入ってきた。
こんな短時間に2組もこんな道になんでだ!
実はそれほど珍しいことではない。
写真を撮ろうとすると何故か不思議なのだが、このようなことが起こるのである。
おばさんも家に入ったようなので、誰も見ていないはずだが、念のため、日傘で後ろの視線を遮り、落ち着いて表札の写真を撮る。
発見日 2021年9月20日
旧町名の街区表示板が残っていた。
桑川公園
おすわりパンダがお出迎え。
歴史
1889年(明治22年)5月1日
町村制の施行に伴い、東宇喜田村、長島村の各全域と、以下の4村の各一部が合併して葛西村が成立(カッコ内は残部の編入先)。
桑川村(船堀村)
西宇喜田村(船堀村)
下今井村(瑞穂村)
二ノ江村(瑞穂村)
1932年(昭和7年)
東京市は周辺の5郡(荏原、北豊島、豊多摩、南足立、南葛飾)に属する82町村を編入し、いわゆる大東京市が成立した。
江戸川区は小岩町、小松川町、松江町、瑞江村、鹿本村、篠崎村、葛西村の3町4村の区域をもって新設された。
町名変更実施により桑川町、葛西下今井町古川南、葛西二之江町宮前より桑川町が成立する。
1979年(昭和54年)11月1日
住居表示実施により、宇喜田町、長島町、桑川町の各一部から中葛西一丁目、二丁目が成立。