今回は埼玉県鴻巣市で発見した小字町名「二本木」を紹介しよう。
発見日 2020年3月13日
発見場所 埼玉県鴻巣市箕田
旧町名かと思ったが、調べてみたところ、箕田(みだ)の小字名に「二本木」があり、現存していることがわかった。
「大字二本木」はなかったようなので「箕田字」が抜けていて、本来の姿は「鴻巣市大字箕田字二本木」が正しいのかもしれない。
旧町名ではないが、小字名が書かれている表札は圧倒的に少数派(今まで探索したところだけだが)なので、当ブログでは現存していても紹介することにしている。
歴史
1889年(明治22年)4月1日
町村制施行により、鴻巣宿・上生出塚村・下生出塚村の区域を以て鴻巣町が成立。
箕田村(初代)・寺谷村・八幡田村・市ノ縄村・川面村・三ッ木村・中井村が合併し発足。
1954年(昭和29年)7月1日
北足立郡田間宮村・馬室村・箕田村・北埼玉郡笠原村が新設合併し、改めて鴻巣町が発足。同日箕田村廃止。
1954年(昭和29年)9月30日
鴻巣町が北足立郡常光村を編入し市制施行、鴻巣市となる。
鴻巣市の「箕田」の地名の由来は調べた限りではわからなかったが、箕田源氏がらみではなのかと思っている。
「箕田」を調べていると、渡辺姓の祖、東京都港区三田にある綱坂、光源氏のモデルとなった源融などが出てくる。
更に調べていけば面白そうだが、既にいろいろな方が書かれているので、その方たちが書かれた記事を読ませていただくだけにしておこう。