歩・探・見・感

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琺瑯町名看板 葛飾区東新小岩

葛飾東新小岩琺瑯町名看板を新たに発見したので、以前発見したものと合わせて紹介しよう。

 

葛飾東新小岩4丁目6

発見日 2022年10月3日

家に帰って調べたところ、新発見の可能性があることが分かった。

この辺りに未発見の物はないと思っていた。

今まで発見されなかったのは、つる性の植物に覆われていたからかもしれない。

ストリートビューで確認してみると、元々モジャハウスだったようで、2021年頃までは確認することができなかったが、2022年8月の画像では確認することができた。

 

葛飾東新小岩6丁目8

発見日 2020年6月6日

再訪し現存を確認できた。

 

葛飾東新小岩7丁目24

発見日 2020年8月1日

再訪し現存を確認できた。

①と③の広告主は「第一書林」
調べたところ、現存しているようだ。
南口と北口に店舗がある。

②のコヤナギ洋行時計店はどうだろうか?
小柳洋行として営業を続けているようだ。

「洋行」という名が付く会社では「内田洋行小林洋行鳥羽洋行、神戸洋行、細川洋行、津川洋行、平泉洋行」などが知られているが、どのような意味があるのだろうか?

「小柳洋行」のホームページはないので、ネットで調べてみた。

 

・「内田洋行」のホームページ

『洋行』とは、中国語で“外国人の店”という意味をもちますが、それと同時に、当時は多くの人々の挑戦意欲をかきたて、未知の領域に挑む、“フロンティアの気概”がイメージされることばでした。

・「細川洋行」のホームページ

文明開化の時代を経て、世界との商売が盛んになってきた明治時代、外国人が経営している会社のことを「洋行」と言いました。中国語で「洋(ヤン)」=外国と「行(ハン)」=店からなる、「外国人の店」という意味が語源とされています。その後、海外との取引を行う会社で、多く使われるようになりました。「洋行」の意味も広がり、「洋」は広く大きい海を、「行」は往復を意味し、洋上交易そのものを示す言葉として、世界を股にかける貿易会社に好んで用いられるようになったようです。

 

というようなので、コヤナギ洋行時計店もそのような意味合いでつけられたのだろうか?