今回は千葉県市川市で発見した電力プレートを紹介しよう。
千葉県では初の発見となる。
①②とも以前、市川市を訪問した時に前を通ったことがあるが、その頃は関心なかったので、写真を撮っていなかった。
発見日 2022年10月4日
①イチカワ-95
発見場所 千葉県市川市市川一丁目
②ママ-42
発見場所 千葉県市川市真間四丁目
店の奥にあったので、小さな写真になってしまった。
「真間」なので省略しようがない。
「ママ」があるのなら「パパ」という地名はあるのかな?
ということで調べてみた。
「ぱ」で始まる町名はいくつか見つかったが、「パパ」と省略できそうなものはない。
南ぬ浜町(ぱいぬはまちょう) 沖縄県石垣市
馬主来(ぱしくる) 北海道白糠郡白糠町
パルプ町(ぱるぷちょう) 北海道旭川市
パルプ町1条(ぱるぷちょう1じょう)北海道旭川市
パルプ町2条(ぱるぷちょう2じょう)北海道旭川市
班渓(ぱんけ) 北海道中川郡美深町
班渓(ぱんけ) 北海道上川郡下川町
もっとも、いずれも東京電力管轄外だから、カタカナ電力プレートは存在していないだろう。
南ぬ浜町(ぱいぬはまちょう)は比較的新しい地名のようだ。
2013年8月8日~9月5日
市民から町名を公募。応募は132点。
2013年10月
石垣港新港地区町名選定委員会(石垣久雄委員長、委員15人)が、「読みやすさ」「親しみやすさ」を基準に26点を推薦、最終的に「南ぬ浜町」(ぱいぬはまちょう)に選定。
2014年5月8日
石垣市が新港地区の名称を「南ぬ浜町」に設定したと告示。
沖縄では東西南北を、「あがり・いり・ぱい・にし」というらしい。
それで「南の浜の町」という意味の町名になったようだ。
馬主来
地名の由来
「パシクル」はアイヌ語で「カラス」を意味するが、貫塩喜蔵エカシ(古老)は、地名の由来について、アイヌ語の分析と伝説を元に、原型は「パ(見つける)・シリ(陸地)・クル(影)」で、それが詰まって「パシクル」になったと説いている。
班渓
地名の由来
地内を流れるパンケ川に由来する。
「パンケ(panke)」はアイヌ語で「下流の~」を示す接頭語であり、河川名では「上流の~」を表す「ペンケ(penke)」と対になっている。
全然市川市と関係のない地名の話題になってしまった。