今回は佐々木酒造に向かうのに椹木町通りを東からアプローチした。
佐々木酒造の蔵に仁丹町名表示板が見えるではないか!
どこにあるの?
道路側の一番右の窓みたいなものの右側を見てごらん。あったでしょう。
あった!小さくて気が付かなかった。
発見日 2022年11月13日
ご存じの方も多いと思うが、これは、元々ここに設置されていたのではない。
ネットオークションで購入(約2万円らしい、こんな金額で買えたのか、安い!)した下京区にお住まいの会社員女性(当時43歳)が、「元の場所に付けてください。」と言って、京都仁丹樂會さんに寄付したそうだ。
京都仁丹樂會さんが設置場所を検討したところ、佐々木酒造の西寄り10mの部分しかないということで、ここに決定したそうだ。
色々経緯があって、2013年7月26日に設置されたとのこと。
ストリートビューで見ると隣接している北伊勢屋町に入っているように見えるのだが、ここはギリギリ西院町なのだろう。
椹木町通(さわらぎちょうどおり)
京都市の東西の通りの一つで丸太町通の一筋北。烏丸通から西へ千本通まで。全区間中央線のない狭い通りである。
智恵光院通(ちえこういんどおり)
京都市内の南北の通りの一つ。北は北大路通の大徳寺門前から南は竹屋町通の二条城の北の堀端まで、大宮通と千本通の間を走る。途中、寺之内通と丸太町通で鍵の手に折れる。また、下立売通の南方で約25~30m間 北西⇔南東に遷移する区間がある。南の延長線上、御池通から南に矢城通、さらに南に壬生川通(壬生通)がある。
西院町
由来を調べてみると、平安時代の官庁のひとつであった西院(宮殿の付属建造物?)を由来とする、と書かれているものがあった。
上京区の西院町からかなり離れているが、右京区に阪急電鉄の駅と中京区に京福電気鉄道の停留場に西院駅がある。
駅名の漢字による表記は同じだが、阪急が「さいいん」、京福が「さい」と読む。
西院は、平安時代初期、淳和天皇(786~840年)が後院として造営した淳和院に由来している。往時の大内裏(現:二条城周辺)の西に位置し、佐比大路(道祖大路、現在の佐井通)にも近かったことから「西院(さいいん)」と呼ばれ、付近一帯の地名となったとされている。
こちらの西院とは由来が違いそうだ。
佐々木酒造には広告主フジダイマルのナンバーくん住所プレートも2枚設置されていた。


右 椹木町通日暮西入 箪笥町
左 日暮通椹木町下ル 北伊勢屋町
佐々木酒造


この日は休みだった。
俳優の佐々木蔵之介さんの実家としても有名になった。
現在は男3人兄弟の末っ子、佐々木蔵之介さんの弟が継いでいるそうだ。
蔵の壁には銘柄の看板が設置されていた。




秀吉が愛した銀明水の酒
聚楽第 純米大吟醸
香りよく淡麗にして気品のある味わい。
1.8L ¥6,000 (税込¥6,600)
西陣 特別純米
大吟醸仕込みの本格派純米酒。
1.8L ¥3,700 (税込¥4,070)
川端康成が好んだ、京の酒「古都」
古都 大吟醸
フルーティーで淡麗、和食にも最適。
1.8L ¥4,000 (税込¥4,400)
古都 純米吟醸
まろやかな口当たり、キレのよい喉ごし。
1.8L ¥2,700 (税込¥2,970)
古都 特別純米
しっかりとした米の旨みと清涼な酸味。
1.8L ¥2,400 (税込¥2,640)
古都 銀明水辛口
料理の味を引き立てるすっきり辛口。
1.8L ¥1,730 (税込¥1,903)
京に溶け込む、洛中伝承の酒
まるたけえびす 本醸造
米の旨みが生きており、お燗に最適。
1.8L ¥2,000 (税込¥2,200)
最後は、佐々木酒造の宣伝になってしまった。