今回、千葉市を訪問した理由の一つは千葉市道路元標を発見することだった。
事前調査で現存していることは分かっていたのだが、今一つ場所が特定できていなかった。
千葉駅付近にあるのかと思っていたが見つからず、あちこち探索しているうちにようやく発見することができた。
発見日 2022年11月25日
これは裏面
表面は道路側を向いている。
手を伸ばしてガード外から撮影を試みるが、難しい。
今まで一番難易度が高い。
どうする?
道路に出れば撮れそうだったが、交差点南東に千葉県警察本部があり、門番が見えた。
自動車に轢かれるか、警官に見つかるか、リスクが大き過ぎるので、正面の撮影はあきらめた。
左側面
右側面
真上
対面の交差点から
上の写真は現在位置付近から撮ったものになる。
千葉市のホームページに道路元標のことが紹介されていた。
説明板をたまに見かけることはあるが、自治体のホームページで紹介されているのは珍しい。
道路元標は大正時代の旧道路法で道路附属物として設置されました。設置された当時、千葉市に編入前であった千城村や誉田村等各市町村に1つ道路元標が設置されていました。道路元標の大きさは幅25cm、奥行き25cm、高さ60cmです。時代の変遷と共に不明となった道路元標もあり、現在市内で確認できるものは以下の6か所となっております。
千葉市道路元標
大正8年11月14日告示第295号にて道路元標の位置を千葉町寒川字北長洲九百八十九番ノ一地先(現中央区市場町1番地先)に定めました。