以前紹介したことがある琺瑯町名看板の現存を確認してきた。
同じ住居表示実施前の番地の表札もあったので、合わせて紹介しよう。
住居表示実施前の琺瑯町名看板と表札の両方が現存しているケースは結構レアではないかと思う。
①浦和市文蔵65
発見場所 埼玉県さいたま市南区文蔵一丁目
「文蔵」の文字のバランスがおかしい上に、「蔵」の中の「臣」という字が変だ。
②浦和市大谷場1655
この偶然に気が付いた方はいるだろうか?
そう両方とも番地に「65」がある。
並べてみると同じ市内の琺瑯町名看板でも異なるところがいくつかあるのが分かる。
・フォント
・寄贈の文字にカッコがあるのとないのがある
・広告主欄のサイズ
違う人が作ったのだろうか?
大谷場の方がベテランの方が作ったような気がする。
仁丹の琺瑯町名表示板の製作方法は解明されているようだが、町名看板の製作方法はどのようになっていたのだろうか?