歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

旧町名&小字町名 戸田市下笹目

新年あけましておめでとうございます。

新年から当ブログをご覧頂きありがとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

今年最初のとっておきのネタ、そうでもないか、

とにかく開幕でーす。

 

1枚だけだったら、原則通り紹介しないのだが、

 えっ?

 ちょっと待って。

 原則って何?

つい最近の記事に書いたのに、読んでくれていないのかな?

そういう方のために書いておこう。

「埼玉の古い地名」さんに載っているものは原則紹介しないことにしている。

ということだ。

でも、原則はあくまでも原則ということなので、原則ではない場合も多々ある。

原則破りの理由はいくつかあるが、結果的には記事が書きたい場合である。

今回は複数の旧町名と小字町名の痕跡を発見したので、記事が書きたくなったということにしておこう。

 

大字下笹目は住居表示や町界町名地番整理により、笹目、笹目北町、笹目南町、早瀬などとなっているが、下戸田駅付近や荒川の堤外の一部が今も大字下笹目になっている。

ということで、下笹目は旧町名でもあるが、現町名の小字町名も意外なところに残っていた。

 

1.旧町名

発見日  2022年12月27日

発見場所 埼玉県戸田市笹目七丁目

 

発見日  2022年12月29日

発見場所 埼玉県戸田市笹目一丁目

番地は消してあるようだが、透けて見えている。

 

発見日  2022年12月29日

発見場所 埼玉県戸田市笹目五丁目

 

④バス停

バス停も旧町名の宝庫のひとつだ。

 

旧町名「下笹目」は結構広い範囲で発見することができた。
ちゃんと探せばもっと見つかりそうだが、あまり多く発見してしまうと希少性がなくなってしまうので、このくらいにしておこう。

 

ここからは現存している大字下笹目のものである。

 

下戸田駅付近は、現在、土地区画整理が行われており、土地区画整理が完了したら下戸田駅付近の大字下笹目は消滅する運命である。(荒川の堤外の下笹目は分からない。)

でも、いつ完了するのだろう?

調べてみると、下記の資料が見つかった。

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戸田都市計画土地区画整理事業の変更
都市計画の種類/名称
戸田都市計画土地区画整理事業/北部土地区画整理事業

都市計画として定める区域
戸田市笹目北町、美女木東一丁目、美女木東二丁目の全部
戸田市笹目一丁目、笹目四丁目、美女木二丁目、美女木三丁目、美女木四丁目の各一部

(注釈)次の区域を、都市計画として定める区域から削除するものです。
戸田市大字美女木字向田及び字外仲田の一部
戸田市大字下笹目字谷口の一部

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戸田市大字下笹目字谷口の一部を都市計画として定める区域から削除するとある。

ということは、戸田市大字下笹目字谷口の一部は残るということなのか?

よくわからない。

ここで調査を諦めてしまっていいのか?

市役所に確認すればいいことなのだろうけれど、なるようにしかならない。

 

2.小字町名

自動販売機に設置場所のシールが貼られていた。

正式には戸田市大字下笹目字谷口となる。

 

自動販売機と旧町名or小字町名

「イガイなようで、イガイじゃない。」

どこかのコマーシャルのようだ。

 

3.現町名

なくなる可能性があるかもしれないので、念のため撮っておいた。

①郵便受け

 

自動販売

 

③電柱

 

商工案内図

赤い文字で下笹目と書かれている。

 

さて、これからの下笹目の運命はどうなるのだろう。

行く末を見守りたい。

忘れなければだけれど・・・。

忘却の彼方になる可能性大。