歩・探・見・感

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戸田市基準点 世界測地系(GRS80楕円体)

2022年末の12月29日、後谷公園を訪問したついでに、すぐ近くにある戸田市役所を訪問したところ、基準点なるものが設置されているのを発見した。

 

四方に同じものが刻まれている。

 

真上には戸田市役所の位置が刻まれている。

 

汚れていてわからないが、この中に基準点が設置されているのだろうか?

役所にこのようなものが設置されていたのを見たのは、初めてかもしれない。

戸田市のホームページを検索してみたが、これについて記載されている資料は見つからなかった。

 

基準点とは?(国土地理院のホームページより)

地球上の位置や海面からの高さが正確に測定された三角点、水準点、電子基準点等をいい、地図作成や各種測量の基準となるものです。
これらの基準点は、すべての測量の基礎として、公共測量、地籍測量、地殻変動観測等に使用されます。
また、都市計画、都市基盤整備、電力・ガスの事業計画や管理、観光開発、交通網の整備、環境管理、福祉計画等に必要な地図作成に基準点が使用されます。

 

基準点も国土地理院が管理する電子基準点や基本三角点などのいわゆる国家基準点と、地方自治体が管理する公共基準点があるそうだ。

これは戸田市が設置したものだから、公共基準点になるのだろう。

 

世界測地系とは?(国土地理院のホームページより)

VLBIや人工衛星を用いた観測によって明らかとなった地球の正確な形状と大きさに基づき、世界的な整合性を持たせて構築された経度・緯度の測定の基準で、国際的に定められている測地基準系をいいます。

 

日本測地系というのもあったそうだが、測量法が改正され、2002年(平成14年)4月に、位置を表す基準が日本測地系から世界測地系に移行されたそうだ。

 

GRS80楕円体とは?(国土地理院のホームページより)
GRS80(Geodetic Reference System 1980:測地基準系1980)は、IAG(International Association of Geodesy:国際測地学協会)及びIUGG(International Union of Geodesy and Geophysics:国際測地学及び地球物理学連合)が1979年に採択したもので、地球の形状、重力定数、角速度等地球の物理学的な定数及び計算式からなります。GRS80では、楕円体の形状や軸の方向及び地球重心を楕円体の原点とすることも定められています。この楕円体をGRS80楕円体といい、現在、地球を最もよく近似している楕円体として広く用いられています。

 

ふ~ん、こういうものがあるんだ。

素人なもんでさっぱりわからない。

 

 

戸田市役所内にある平和像

その後ろにヒマラヤスギが植えられている。

 

作業のお知らせが掲示されていた。

このお知らせによると全て伐採されてしまうようだ。

戸田市のホームページを検索してみたが、たぶん、見つけられなかっただけだと思うが、このことに触れている情報は見当たらなかった。

結構いい景観だと思うのだが、管理が大変なのだろうか?

 

融合と発展の像

もとはピカピカだったのだろうけれど、随分汚れてしまっているなあ。

 

戸田市文化財案内図

指定文化財の中にいくつか庚申塔があるようだ。

近いうちに訪問してみよう。