歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

大塚公園 露壇(ろだん) 東京都文京区

探索途中のトイレ休憩で東京都文京区にある大塚公園を訪問した。

この公園は以前も立ち寄ったことがあるのだが、その時はあまり公園内を見学しなかったと思う。

 

訪問日  2022年12月17日

訪問場所 東京都文京区大塚4-49

 

紅葉の向こうに何かが見える。

12月半ばなので、季節的には紅葉のシーズンは終わりだと思うが、まだ見頃のモミジがあった。

 

大塚公園(文京区ホームページより)

昭和3(1928年)年に開園した由緒ある公園で、昭和63年(1988年)から平成3年(1991年)にかけて改修が行われました。春日通りに面した入り口広場は、石張りの奥の藤棚とともにモダンな雰囲気を漂わせています。入り口から右手に行くと露檀(ろだん)があり、その前のトレリスが落ち着いた景観を造りだしています。そこから一段下がった所には開放的な階段広場に挟まれたバルコニーがあり、そこからは広い自由広場が眺められます。ケヤキなどの大木に囲まれた自由広場からは、パーゴラの後ろの大噴水を望むことが出来ます。高さ4mのシャンパングラスの形をした台からは、水が噴出し石張りの池に落下しています。この公園は歴史の古さを感じさせる中に、現代的なデザインを取り入れているのが特徴です。

 

公園の地図


テラス~露壇

サッカー少年がいた。

中々どいてくれないので、待ちきれず撮ってしまった。

基本人は入れたくないのだが、後ろ姿だからいいよね。

 

階段広場

1988年(昭和63年)から1991年(平成3年)に大規模な改修が行われ、ベランダのライオン噴水口がふさがれた。

 

露壇(ろだん)

露壇(Terrace)

 「露壇」とは、テラスのことです。16世紀から17世紀のイタリアでは、地球買いに面した丘陵地に裕福な市民のビラ(別荘)が多く作られました。そこでは斜面を階段状に造成した土地に、カスケード(水階段)やテラス(露壇)で結んだ庭を造り、下方に広がる風景を庭の一部に取り入れる(借景)という、独特の庭園様式が発達し、「イタリア・ルネサンス式」又は「露壇式」と呼ばれています。文京区の公園では、大塚公園の他、元町公園(昭和5年開園)にも同様のデザインがみられます。
 この露壇は昭和3年に造られ、長い年月の間に老朽化が進みましたが、平成元年(1989年)、開園当時の姿に復元しました。

文京区役所

 

今回の再訪で歴史を感じるものが残されている公園だということがわかった。

ということで公園巡りも一つの趣味とすることにした。(既に趣味になっているのだが。)

たぶんこの方面のマニアの方たちがいるに違いない。

その方たちの情報を参考にしながら、公園巡りで歴史遺産を発見し、ブログで紹介していきたいと思っている。