歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

東京駅にある変わり種郵便ポスト

ちょっと変わっている郵便ポストを探すのが面白くなってきた。

探すと言っても、多くの方が情報を提供されているので、それを見に行くだけだが、写真で見るのと実際自分で訪れてそれを見るのでは全然違う。

"変わった郵便ポスト探してみたいな"マニアになりつつある。

というか、もうなっている。

 

訪問日 2023年2月24日

 

東京駅丸の内駅舎南口構内

丸形庇(ひさし)付ポスト

高さ  :約130.5cm(ボツ含む)
直径  :約36.4cm
鏡筒直径:約28cm

根石直径:約74cm
根石高さ:約20cm

明治41年の回転式ポストは、故障が多いこと、手紙の投入に不便なこと等から明治45(1912)年に回転板を取りはずし、雨よけの庇を付けたものに替えられた。

 

 

収集時刻

 

東京マラソン2023開催日の収集時刻が貼られていたが、横向きなので読みにくい。

 

それなので縦にしてみた。

これが貼られているおかげで右書きの郵便とPOSTの文字が見えなくなってしまっているのが残念だった。

 

説明文

この「丸形庇付郵便ポスト」は大正時代に製造され、茨城県神栖市の波崎郵便局前で使用後、1986年7月から同市の「みだ保育園」で園児の安全を見守りました。
2014年12月に東京駅開業100周年を迎えるにあたり、開業と同時期に製造された郵便ポストを当時の原型のまま復元・設置しました。

2014年12月15日 銀座郵便局長

 

この東京駅開業100周年記念の丸形ポスト設置は2014年1月、名古屋市に在住の丸形ポスト写真家の庄司巧さんが日本郵便へ提案していた。東京駅もドームが甦った丸の内南口に合わせ、四角いポストから当時の趣を漂わせる丸形ポストに置き換えることに賛同し、2014年12月設置された。

このポストは昭和50年代までは、茨城県神栖市の波崎郵便局前で使用され、引退後は「みだ保育園」でピンク色に塗られ、「ゾウさんポスト」として園児に親しまれ余生を送っていた。

丸形ポストの修復は、かって昭和20年代~昭和30年代にかけて丸形ポストを製造していた埼玉県川口市の鋳物メーカー吉村工業によって行われた。約1ヶ月半かけ、ポストを分解し、塗装を剥がし、錆を落とし、塗装仕上げを行い往時の輝きを蘇らせた。

 

写真を撮っていたら、収集時刻の14:50になっていたようだ。

集配の人が来た。

写真を加工したわけでない。
動いている人を撮ったので、焦点が合っていない。

時計を見たら、15時頃だったような。

 

このポストが設置されたことはマニアにとってはうれしいことなのだが、なぜここに小型の郵便物しか差し出せない丸ポストを置いたのか、時代に逆行する、懐古主義も甚だしいと思う人もいるようだ。

そのようなこと言う人は東京駅周辺には新型のポストがたくさんあるので、そちらを利用するようにしてね。

 

東京駅丸の内中央口構内

東京駅型ポスト

2012年10月2日、東京駅丸の内駅舎のリニューアルオープンに合わせて設置された。

ポストの脚は赤レンガ模様の箱で囲われている。

 

収集時刻

左側の投函口に投函すると、東京中央郵便局の風景入通信日付印(赤レンガ駅舎の南口とKITTEビル)が押されたものが届く。
風景印は2012年10月24日からサービスが開始された。

 

ポストには赤レンガ駅舎の屋根が乗っている。

 

KITTEガーデンから見た屋根。

 

2023年5月26日追加

撮影後 2023年5月24日

ポストの裏側