歩・探・見・感

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江戸城外堀跡の石垣 in 東京駅八重洲北口付近

訪問日 2023年2月11日

八重洲北口を出た辺りのロータリー脇の植え込みの中に石垣があった。

これを気にかける人は誰もいない。

たぶん自転車置き場位にしか思っていなかったのだろう。

放置自転車除けの為か、柵に覆われており、近寄ることができない。

 

上部は緑化ウォールで覆われている。

 

隙間を見てみると厚さがない。

石垣の表面だけ再現したようだ。薄さを草で隠している。

 

この石垣は、鍛冶橋門北方の江戸城外堀を発掘調査した際に出土したものを移築再現しました。もともと江戸城外堀は、外堀通り沿いにあり、江戸時代には道路と交差する地点に呉服橋門、鍛冶橋門、数寄屋橋門といった城門が配置され、江戸城の守りとなっていました。
この石垣は、寛永13年(1636) 江戸城外堀普請の際に丹波園部藩小出吉親によって築かれたものです。石垣石材は、真鶴 (神奈川県真鶴市) 産の安山岩が使われ、角の部分は瀬戸内海沿岸から運ばれた花崗岩によって築かれていました。この石垣は、本来は約10mの高さでしたが、 平成16年の発掘調査では土台の上に約2段程度の石が積まれていました。

 

江戸時代の街区 幕末の江戸切絵図[慶応元年(1865)頃]と現在の重ね図

出土地点はここではないようだ。

場所的にここに再現するしかなかったのだろうけれど、残してくれているだけでありがたい。

 

ここは千代田区中央区
どっちだ?
この案内板には所轄が書かれていない。
地図を見てみると千代田区中央区の境目当たりだ。
所在地を調べてみると千代田区丸の内一丁目だった。

 

江戸城外堀跡の石垣の後ろにはオープン前の東京ミッドタウン八重洲がそびえたっている。

東京ミッドタウン八重洲は1ヶ月後の3月10日にオープンした。

記事を投稿するのが遅すぎた。

後入れ先出しが続いているので、途中まで書いた記事が、渋滞中。