以前下記の記事で荒川区尾久町時代の痕跡を紹介したことがある。
今回の探索で尾久町の新たな痕跡をいくつか発見したので、紹介しよう。
発見日 2023年4月4日
発見場所 東京都荒川区西尾久
①荒川区尾久町二丁目三九六番地
②荒川区尾久町三ノ二四一五
③荒川區尾久町七丁目二二五番地
あらかわ遊園内の「一球さん号」の停留所に旧駅名と旧町名が書かれていた。
1913年(大正2年)4月1日
王子電気軌道三ノ輪(現・三ノ輪橋) - 飛鳥山下(現・梶原)間開業時に荒川遊園前停留場として開業。
1939年(昭和14年)9月1日
尾久町六丁目停留場に改称。
1942年(昭和17年)2月1日
王子電気軌道の東京市への事業譲渡により、東京市電(現・東京都電車)荒川線の停留場となる。
1965年(昭和40年)9月15日
住居表示実施に伴い、西尾久七丁目停留場へ改称。
1983年(昭和58年)
荒川遊園地前停留場へ改称。
「一球さん号」
「一球さん号」は、前方を照らすライトが1個であることから「一球さん」の愛称で親しまれていた都電6000形車両。その最後の一台が50年間の現役を終え、2002年(平成14年)4月に荒川区に譲渡され、あらかわ遊園に設置されている。
2022年(令和4年)のリニューアルオープン後は「カフェ193」に生まれ変わった。
荒川滝桜と「一球さん号」