2024年7月29日、今日も熱中症警戒アラート発令中の我孫子市を訪れる。
撮り損ねたものを撮りに、そして訪問するのを忘れたところを訪問する目的もあったのだが、メインは旧町名を発見することだった。
我孫子市は結構坂や階段が多く、探索で鍛えた足腰だが、この暑さには堪える。
このような直線の階段がいくつもある。
上る気を失せるよね。
下ると上らなくてはいけない。
あなたは何回も挑戦できる足腰を持っているだろうか?
階段もそうだが、注目してもらいたいものがある。
それは、左側にある木製電柱。
わかりにくいが階段の中央付近にもある。
そう、我孫子市にも木製電柱が存在していた。
サラッとだけ紹介しておこう。
ここからは今回のメインであるこの日発見した旧町名を紹介していくことにしよう。
①千葉縣東葛飾郡我孫子町根戸
文字が薄くなっているが、読めるだろう。
②根戸
根戸しか書かれていないが、我孫子町時代のものと思われる。
③我孫子市根戸
これは我孫子市になってからのものだが、住居表示前のもの。
歴史
1897年(明治30年)4月
東葛飾郡が南相馬郡を編入し東葛飾郡我孫子町、湖北村、布佐町になる。
1954年(昭和29年)11月1日
東葛飾郡富勢村の一部(根戸中、根戸下、根戸新田、船戸、久寺家、土谷津地区)が我孫子町に編入(残部は東葛市〔現在の柏市〕へ編入)。
1955年(昭和30年)4月29日
我孫子町、湖北村、布佐町が合併し新制我孫子町が誕生。
1970年(昭和45年)7月1日
市制施行により我孫子市が誕生。
1980年(昭和55年)
我孫子・根戸の一部から船戸が成立。
地名の由来
根戸
江戸期は根戸村。地名「ね(麓)・と(処)」で山の麓の地という意味
船戸
旧幕府御料林だった。地名は「はな(端)・と(処)」の転訛で川端という意味。