探索していたら、公園に変わった形をしたモニュメントを発見した。
発見日 2023年10月10日
発見場所 東京都東大和市南街5丁目77
ただのモニュメントだと思っていたが、説明板を読んで、そんなものがあったんだと驚く。
「へびのステッキ」
第二次世界大戦の頃のことです。現在の玉川上水駅付近は、雑木林が続く少年たちの遊び場で、そこには、縞蛇や青大将、地もぐりが沢山いたそうです。
当時、地方から日立航空機に動員された青年の中に、へび取り器を使ってへびを捕まえるのが上手な人がいました。 へび取り器は、先を割った木の枝と紐のついた棒で作ったものでしたが、先を割ったところにへびの首をはさんで、棒についた紐を引いて首を締め付けると、いとも簡単にへびを捕まえることができたそうです。
取ったへびの肉は、串にさして醤油をつけて焼いて食べたそうです。山うなぎの蒲焼きといって、当時は食糧が不足がちだったので、貴重なタンパク源となったそうです。
また、残ったへびの皮は、ステッキに利用されることもありました。皮に棒をさし、水にさらして風通しのよい場所で陰干しし、乾燥させると皮が棒にぴったり張り付いて、立派なステッキができたということです。
-東大和のよもやまばなしから-
この作品は、へびのステッキをイメージし、 東大和市美術工芸品設置事業の一環として製作したものです。
平成五年度製作
へびのステッキ
廣瀨 光/作
東京都ふるさとふれあい振興事業
Art Factory Gen
場所 東大和市南街5丁目栄公園
設置日 平成6年3月31日
材質 白御影石
サイズ 高さ170×幅75×奥行き75センチメートル
小さい頃はよくへびを見かけたが、そういえば小学校にもいたことがあったなあ。
それほど見たいものではないが、最近は見かけなくなったね。
自分の家は普通の住宅地の中にある家だが、庭にはトカゲやヤモリが住み着いているらしく、時々見かけることがある。
調べてみると、東大和市内には市内に伝わる「よもやま話」などを主なテーマとして製作されたモニュメントがこれを含めて27体あることがわかってしまった。
残り26体。
どうする?
モニュメントマップなるものもあるようだ。
旧町名探索を兼ねて、やるか?