歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

六道の辻通りで存在感を放ち佇んでいるレトロ電柱

2024年9月24日、馬車道十番館を探すために馬車道通りを歩いていたのだが、見つからず。

一応調べたはずだなのだが・・・。

どこにあるんだ?

この日はあまり探す時間もなく、時間切れとなり、翌日再訪することにした。

家に帰って調べ直したところ、隣の六道の辻通りにあることがわかった。

その前に調べた時もわかっていたはずだが、先入観で馬車道通りにあると思ってしまったのだ。

きっと。

2024年9月25日、六道の辻通りにある馬車道十番館に到着。

馬車道十番館は、地元のとんかつの老舗、勝烈庵(かつれつあん)の10番目の系列店として1967年(昭和42年)に洋食の山手十番館ができ、その3年後に姉妹店として開業。外国の商館に番号を付けた昔に倣い、店名を馬車道十番館と名付けられた。

この写真を見ただけで、見所満載だと思うが、が、人の出入りが多く、写真を撮るタイミングが難しかった。

入口付近で写真を撮る夫婦。

早くどいてくれないかなあ。

ふと、対面にある勝烈庵側の歩道を見ると、レトロ電柱が佇んでいるではないか。

今まで見たものはほとんど目立たないところにあり、このように歩道で存在感を示しているものは少ない。

馬車道十番館の外に展示されているものをメインにしていてここに来たわけなのだが、しばし、この電柱に夢中になってしまった。

発見日  2024年9月25日(2024年9月28日写真追加)

発見場所 神奈川県横浜市中区住吉町五丁目

左右、同じ写真だと思うかもしれない。

右はポートレートモードで撮ったもの。

ちょっとレトロ感が増す感じがする。

上部の装飾

塗り直されたのかもしない。

3連の照明もよい。

馬車道十番館」のプレート

「道」が「辶」だけになってしまっている。

「番」も上の「ノ」が欠けていた。

馬車道十番館ができたのは1967年(昭和42年)、とういうことは、このレトロ電柱はそれ以降に設置されたものなのかもしれない。

その頃は何灯かあり、この通りを照らしていたのだろうか?

下部の装飾と土台

装飾はよく見かけるような形をしていた。

裏側

製造者のプレートは外されていて、コードの先端がテープ止めされていた。

ランプ交換のシール

2010年頃までは現役だったのかもしれない。

六道の辻通りの標柱からレトロ電柱を撮る。



他にもレトロ電柱がないかと付近を探してみたが、これ1本しか見つからなかった。

横浜市内でガス灯はかなり復活しているが、レトロ電柱の復活は、難しいんだろうなあ。