歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

大口1番街~大口通商店街にある「足洗川の碑」とレトロ電柱

いつか行こう思っていたのだが、2024年10月22日、旧東海道神奈川宿付近を探索していたら、いつの間にか着いてしまった。

大口1番街

シャッター商店街化していた。

横浜大空襲の焼け跡からいち早く復興した商店街で、1946年(昭和21年)2月全国最初の巡幸地として昭和天皇が訪れたことがあるそう。

ここに来たかったのは、浦島太郎伝説の痕跡を辿っていて、浦島太郎が竜宮城から帰って来た時、川で足を洗った場所を示すという「足洗川の碑」を見に来たかったからである。

どこにあるか調べてこなかったが、商店街を歩いている目立たないように立っている碑を見つけた。

足洗川の碑

旧蹟 足洗川

師岡熊野宮々司 武靖謹書

1960年(昭和35年)頃に建立されたそうなので、結構新しいものだった。

足洗川は現在、暗渠になっている。

一番奥にJR横浜線の下を掘ったトンネルが見えた。



暗渠沿いでレトロ電柱を発見する。

実は入口から見えていて、「足洗川の碑」より気になっていた。

上部

下部



商店がまだ続いていたので、先を進むと、国道1号 第二京浜で途切れるが、その先に別な商店街があったので、信号を渡って行ってみることにした。

大口通商店街

大口1番街よりこちらの方が活気ある。

アーケードに沿って個性的で懐かしい店が並ぶ、気取りのない生き生きとした商店街で、近所の人たちの台所を支えています。
周辺の商店街とあわせ、その安さには定評があります。

わき道に入るとここでもレトロ電柱を発見する。

上部の装飾

装飾には大口通商店街と書かれていた。

このように書かれているものを見たのは初めてかも。

下部

デザインは大口1番街にあったものと同じようだ。

今までレトロ電柱と書いてきたが、これは電柱なのか?

実際には防犯灯か街路灯になるのだろう。

定義は、
防犯灯とは、安全対策として主に住宅地及びその周辺の暗い場所に防犯を目的に設置する照明灯のこと。
街路灯とは、夜間における道路状況、交通状況を的確に把握するために設置する照明灯のこと。

となっている。

ただ、レトロ防犯灯とかレトロ街路灯とか書いている方はいないので、当ブログでもレトロ電柱を踏襲することにしよう。

おまけ

別な商店街だったかもしれないが、シャッターに描かれていた絵

資生堂の店舗にあった絵だったかな?