歩・探・見・感

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和泉屋酒店と旧番地「浦和市仲町」

中山道沿いにある和泉屋酒店

銅板葺き看板建築風に建てられている。

創業は1910年(明治43年)。

元々は本当に銅板葺きだったのかもしれない。

仲町平和通り

通り沿いに和泉屋酒店の古い建物が建っている。

軒下飾りがおしゃれ。

2階に取り付けられている「椎野のせき妙薬」の木製看板

以前は薬も取り扱っていたのかもしれない。

戦前のチラシには、

感冒・肺・ろくまく・肺炎のセキに

肺病のセキ
慢性気管支カタル
幼児のセキ

肋膜炎のときで苦しんで居らるる人
肺炎カタルのセキで苦しんで居らるる人
肺炎のセキで苦しんで居らるる子供
慢性キカンシ加答児で苦しんで居る人
百日咳で苦しんで居らる子供
風邪セキで苦しんで居る人
ハシカのセキで苦しんで居らる子供

と書かれている。

旧番地の表札

発見日 2020年1月22日

歴史

1934年(昭和9年)2月11日
市制施行により浦和市となる

1937年(昭和12年
浦和市大字浦和宿の一部から仲町一丁目 - 五丁目が成立。

1965年(昭和40年)7月1日
住居表示実施により、仲町一丁目 - 四丁目・常盤町一丁目・高砂町三丁目・大字別所の各一部から仲町一丁目 - 四丁目が成立(仲町一丁目の全域と常盤町一丁目の一部から一丁目が、仲町二丁目の全域と常盤町一丁目・高砂町三丁目の各一部から二丁目が、仲町三丁目の全域から仲町三丁目が、仲町四丁目の全域と大字別所の一部から四丁目が成立)。また、仲町五丁目の全域と本太町二丁目の一部から東仲町が成立。

2001年(平成13年)5月1日
浦和市・大宮市・与野市が合併しさいたま市が発足。さいたま市の町名となる。旧大宮市仲町との区別のため町名が「浦和仲町」に変更される。

2003年(平成15年)4月1日
さいたま市政令指定都市に移行し、同市浦和区の町名となる。町名が「仲町」に変更される。

これは戦前ものと考えられるが、丁目がない番地だけなので、もしかしたら1934年~1937年のものかもしれない。