歩・探・見・感

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旧町名「取手市大字取手字片町」時代の電力プレート

取手駅を初めて降りる。

事前調査を全然してこなかった。

どこから攻める?

駅前は整備中。

国道6号を北上し、途中わき道から探索を開始する。

また坂道か!

旧道はどこだ?

しばらく歩きまわってから、スマホで調べる。

反対方向だった。

もっと早く調べておけばよかった。

行く前に調べておくべきだった。

でも、この寄り道がなかったら、見つからなかったものもあるので、結果オーライである。

ようやく旧水戸街道へたどり着く。

県指定文化財、市指定文化財になっている『旧取手宿本陣染野家住宅』はこの日公開日ではなかった。

街道の先へ進んでみる。

いい感じの建物が建っていた。



電力プレートを発見!

近寄って写真を撮ろうとしたが、隣の店の爺さんが店の中からこちらを見ている。

水戸街道にある建物を撮っているだけのつもりだが、最近物騒な事件が起きているだけに、怪しい者に見えてしまうのはいたしかたない。

街道の先を探索後、戻ってきたら、幸いなことに爺さんの姿が見えなかった。

チャンスだ!

急いで撮って、離れる。

発見日  2024年11月13日

発見場所 茨城県取手市

「取手」でなく「竜ヶ崎」となっている。

「取手」の方が歴史があるような気がするけど。

「竜ヶ崎」は龍ケ崎市のことだと思うけれど、正式表記は「龍ケ崎」だが、市内でも施設によって「竜ヶ崎」「竜ケ崎」「龍ヶ崎」「龍ケ崎」と表記がバラバラになっているようだ。

東京電力パワーグリッドの龍ケ崎市にある支社は「竜ヶ崎支社」となっているので、そうなっているのかな。

片町の痕跡

消火器の町会名

片町バス停

片町青少年広場

歴史

西から東にかけて、新町・上町・仲町・片町とあり、仲町と片町の間から南に向かって取手元宿が存在していた。

1889年(明治22年
町村制の施行により、北相馬郡取手村・台宿村の区域をもって取手町が発足する。

1955年(昭和30年)
北相馬郡稲戸井村・小文間村・寺原村および高井村の一部と新設合併し、改めて取手町が発足。

1970年(昭和45年)10月1日
市制施行し、取手市が発足する。

1975年(昭和50年)
新住居表示制度施行で東1 - 5丁目となり、取手市内の旧取手市域の片町は消滅する。

2005年(平成17年)3月28日
北相馬郡藤代町を編入。藤代町に片町があったため、こちらが現在取手市片町として存在している。