青梅街道沿いを探索していたところ、店の軒先に「たばこ販売店」の赤い琺瑯看板が見えた。
雨戸が閉められていないので営業中のようだ。
店の前を通ると店の人と目が合ってしまった。
「撮らせてください。」と言えればいいのだが、この年にして気弱な自分。
あきらめるしかないか。
店を通り過ぎて、駅方面へ向かう。
帰ろうと思ったが、まだ、時間はある。
近くを探索後、戻ると車が2台止まっていた。
客のようだ。
擁壁の陰から、早くどかないかなあと思っていたら、何と2台とも自分が身を潜めていた道に入ってきた。1台は先に行ったが、もう1台は目の前でUターンし出した。びっくりぽん。その車も走り去っていったので、撮影。
正面突破できなかったので、斜めになってしまったが、書かれている住所は確認できていたので、ホッ。
発見日 2024年11月25日
発見場所 東京都青梅市二俣尾
歴史
1889年(明治22年)4月1日
町村制施行により、神奈川県西多摩郡沢井村下分、沢井村上分、二俣尾村、御岳村、御岳山が合併し西多摩郡三田村が成立。二俣尾村は大字二俣尾となる。
1893年(明治26年)4月1日
西多摩郡が南多摩郡、北多摩郡と共に東京府へ編入。
1943年(昭和18年)7月1日
東京都制施行。(東京府廃止。)
1955年(昭和30年)4月1日
三田村、吉野村、小曽木村、成木村が青梅市へ編入され、消滅。大字二俣尾は三田地区に属した。
1969年(昭和44年)7月
沢井地区に新町区域指定、町名変更実施。大字二俣尾は二俣尾一丁目から二俣尾五丁目に変更。
この琺瑯看板が製作されたのは、1943年から1955年の間と考えられるので、約70年以上前のもの。
地名の由来
多摩川を遡り、奥多摩方面と平溝川に沿った秩父方面の分岐点だったことから。
街区表示板
青梅市は住居表示を実施していないが、各所に設置されていた。ここがどのあたりだかわかるのでありがたい。