JR青梅線川井駅から青梅街道を東進している途中で発見した旧町名。
①青梅市沢井上分
発見日 2024年11月25日
これは目撃情報があったもの。
「青梅市」と「沢井上分」の間にスペースがある。
②青梅市沢井下分
発見日 2024年11月25日
発見場所 東京都青梅市沢井
こちらは「青梅市」と「沢井下分」がくっついている。
番地のスペースの関係か?
「青梅市」と町名の別々のスタンプが用意されているのかもしれない。
これらと同タイプの住所プレートは他でも見かけたが、読めなくなっているものもあり、今回紹介したものは、ふたつとも状態が良かった。
歴史
沢井村が成立したのは、代官頭大久保石見守長安によって年貢収奪の土地調査(検地)が行われた1598年(慶長3年)の時期と考えられている。
1686年(貞享3年)
沢井村は山間地で集落が点在した地勢、また面積が広いということもあったためか、沢井村上分、下分の2村に分村される。
1889年(明治22年)4月1日
町村制施行により、神奈川県西多摩郡沢井村下分、沢井村上分、二俣尾村、御岳村、御岳山が合併し西多摩郡三田村が成立。沢井村上分は大字沢井上分、沢井村下分は大字沢井下分となる。
1893年(明治26年)4月1日
西多摩郡が南多摩郡、北多摩郡と共に東京府へ編入。
1943年(昭和18年)7月1日
東京府の範囲に「東京都」を設置する東京都制が公布され、施行された。 従来の東京府・東京市は廃止された。
1955年(昭和30年)4月1日
吉野村、小曽木村、成木村と共に青梅市へ編入され、消滅。大字沢井上分は沢井地区に属する。
1969年(昭和44年)7月
沢井地区に新町区域指定、町名変更が実施され、大字沢井上分の一部を御岳本町に、大字沢井下分は沢井一丁目から沢井三丁目となる。