歩・探・見・感

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「虎橋通駅」跡とすぐそばに佇んでいたレトロ電柱

かつて存在した東武鉄道亀戸線の駅「虎橋通駅」跡が踏切から見えるところがあるらしい。

2024年6月24日、探索を開始する。

踏切がいくつかあり、すぐには見つからない。

事前調査不足だった。

何個かの踏切。

ここかな?

あった!

あれか。

よく見ると線路わきに四角いコンクリートがいくつか残っているのがわかる。

この踏切は亀戸線2号踏切という名称らしい。そして、この踏切がある通りは、虎橋通りという名称の通りらしいが、今ではあまりこう呼ぶ人はいなくなってしまったらしい。

商店がなくなり人通りも少ない細い路地になってしまっているが、以前は、押上駅に通じる主要の道路だったそうだ。

虎橋通駅の歴史

1928年(昭和3年)4月15日
亀戸線の全線電化に合わせて、中間駅として亀戸水神駅・北十間駅・平井街道駅(現・東あずま駅)・小村井駅・十間橋通駅とともに開業。

1943年(昭和18年)12月30日
営業休止

1945年(昭和20年)3月10日
東京大空襲によりホーム焼失

1958年(昭和33年)10月22日
廃止

「虎橋通駅」跡を見つけられたのはうれしい。

しかし、自分的にはサブでメインはレトロ電柱なのだ。

この辺にレトロ電柱があるとの情報を入手していた。

左端に見えた!

あそこまで行けるのか?

線路側の金網と民家の間に路地がある。

行ってみると、民家のすぐ横にあった。

全体

既に明かりが点いていた。

福地電気工業K.K



下部の装飾

以前、押上で見かけた2本(未紹介)と同じタイプのようだ。

裏側の銘板

「通り」の文字だけはっきり確認することができる。

何通りとなっていたのだろう?

よく見ると「通り」の前の文字、もしかしたら「ン」なのかもしれない。

そうだとすると「山口ガーデン通り」なのかもしれない。

設置されているのは路地の一角で、通りと言えるような道ではない。

何でこんな場所に設置されたのだろう?

ここに駅があったのだから、もしかしたら、駅があったころからここにあるのかも知れない。