歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

給水塔の聖地・多摩川住宅の給水塔が4基から3基に減っていた。

多摩川住宅 案内図

手書きのものだ。

未だに色褪せもせずに残っているとはすばらしい!

新しい案内図

ニ号棟は解体中

ホ号棟はマンション建設中

ト号棟案内板

ここには給水塔はなかった。
建替えせず、大規模修繕で済ませたそうだ。

多摩川住宅は0円の案内板

調布駅から南東に約2キロ。多摩川沿いの調布市染地と狛江市西和泉にまたがる広大な敷地に都内の住宅難に対応するため、1968年(昭和43年)に都住宅供給公社(JKK東京)が建設した。敷地面積約33万4000平方メートルに、88棟3,914戸(うち分譲住宅57棟2,048戸)が並んでいた。店舗やスポーツ施設、小中学校まで備えた当時最先端の「モデル団地」だった。

そのシンボルとなってきたのが、5基あった給水塔だ。高さ40メートルで、半世紀以上にわたり、団地内に水を供給してきた。

Googleマップの航空写真では5基見えている。

事前調査したところ4基あるはずだったが、時すでに遅し、ニ号棟の給水塔が解体されており、3基に減っていた。

無くなってしまったものは仕方ない。あるものを一つ一つ確認してこよう。

イ号棟、ロ号棟案内板

イ号棟の給水塔



イ号棟の背後にロ号棟



ロ号棟

ロ号棟の背後にイ号棟



ハ号棟案内図

ハ号棟



3基全部見れるところがないか、周辺を探してみた。

中央

ロ-6とロ-7の間からパノラマ写真に挑戦

何とか撮影に成功した。

西→南→東→北の順で見ていこう。

西側

南側

東側

北側

わかりずらいが建物の両側と右端に見えている。

この付近は以前探索に訪れたことがある。

その時はまだ5基あったはずだ。

もう少し前に興味を持っていれば、5基見れたのに。

残念なことをした。

そして、これらの給水塔もいずれ解体されてしまう運命だ。