今回の旅は琵琶湖周辺に咲く桜の花見がメインだが、タイトルに書いたように大津市に現存している「仁丹町名表示板」に出会うことも大きな目的の一つになっている。
大津市には消滅してしまったものを除くと、19枚(琺瑯製18枚、木製1枚)の目撃情報がある。
ただ、時間の関係上、念入りに調査したのは、大津駅周辺だけだった。
大津駅周辺には8枚の目撃情報があった。
「東上栄町」は、ストリートビューで確認できなかったので、京都仁丹樂會さんに確認したところ、2019年頃に消滅してしまったとのことだった。
ということは、7枚現存しているはずということになる。
無駄足にならないように目撃情報を元にストリートビューで事前調査を十分して現地入りする予定だ。
⑤以外の所在地は、ストリートビューの事前調査で特定できており、コピーした現地付近の地図には付箋を貼った。Googleマップに設置場所のマークを付けられるようなのだが、デジタル派ではなくアナログ派なのだ。
念のため旅行前日に設置されている建物を再確認して、目に焼き付けた。これもデジタル派の方(ほとんどがそうか?)は、何かやられているのだろうが、アナログ派の自分は記憶に頼るのである。それで、アレどこだったっけと、たまに失敗することもあるが・・・。
うん、これで準備は十分だ。
たぶん。
しかし、問題は現存しているかどうかだ。ストリートビューで確認できたとしても、消滅してしまっているケースも少なくないので、現物を見るまで安心できない。
2025年4月8日、夜中の3時頃目が覚め、そこからあまり眠れない。
ホテルで寝るとそういうことが多い。
普通、ホテルライクは快適なはずだが、枕が違うからか眠りが浅くなってしまう。
ラウンジで飲みすぎたのも影響しているのかもしれない。
うつらうつらしていると、5時になった。
着替えて、早朝5時半頃、ホテルを出発する。
連れ合いがいるので、日中は観光タイム、朝食までの早朝にしか、自分好みの探索が出来ないのだ。

満開の桜が見送ってくれている。
アドレナインが出まくっているので、全然眠くない。
8時から朝食の予定なので、タイムリミットは7時半頃までだ。
約2時間の短い間ですべて発見することはできるのだろうか?
少し肌寒いが、目的物の探索を開始する。
ホテルから近い方から確認をしていくことにした。
しかし、途中、いろいろ気を惹かれるものがあり、中々たどり着くことが出来ない。
ようやく、大津市で初発見の仁丹町名表示板に出会えた。
①元会所町


標語:仁丹歯磨
由来
南の方西側に七組総会所即ち元会所があったため。
路面電車とのコラボ

大津市に路面電車が走っているなんて知らなかった。
次のものは、最初の調査では、場所を特定できていなく、直前の再調査で目的地を特定できたもの。
②船頭町


標語:急救護身薬
由来
百艘の船頭が居たと云うのでこの名が残されてる。
ここまでは順調だった。
上馬場町は?

駐車場になっていた。
事前調査では見つけていたのだが・・・。
気を取り直して先へ進もう。
③上京町


標語:仁丹歯磨
④柳町


標語:急救護身薬
次のものは、ストリートビューでは入れないところにありそうだったので、事前には場所を特定することはできなかった。現地付近にたどり着き、この路地かなと思い、入って行くとあった。
⑤新栄町


標語:訪問接客に
設置場所下の環境があまりよろしくなかった。
さあ、最終目的地へと急ぐことにしよう。
⑥東浦垣内町

標語:旅行運動に
木の枝が邪魔だ。夏だったら、葉っぱで見えなくなっていたかもしれない。
1枚は消滅してしまっていたが、上記6枚の現存を確認することが出来た。
余はとても満足じゃ。
大津市の仁丹町名表示板のデータ
サイズ(cm) 76×15
商標の位置 上
色 黒、赤でロゴ、住所は黒
設置時期 戦後?
次回は膳所本町駅周辺で発見したものをお届けする予定。
