2025年6月5日、最高気温29度の中、坂道を上って、日野市郷土資料館(日野市程久保550)を訪問する。
常設展示物の中で今まで見たことのないものを発見した。
獅子印ライオン歯磨と右書きで書かれている。

小林商店?
あのライオンと関係あるのか?
その時はまだわからなかった。
住所らしきものも書いてあったのだが、老眼の自分の目では確認できなかったので、写真だけ撮って、家に帰ってから調べることにした。
家に帰って、調べてみたところ、やはりあのライオンと関係があることが分かった。
ライオンの年表を見てみると、
1891年(明治24年)
初代小林富次郎、東京神田柳原河岸に石鹸およびマッチ(燐寸)の原料取次ぎの小林富次郎商店を開設
1896年(明治29年)
粉ハミガキ『獅子印ライオン歯磨』を発売
この時の箱のデザインはこれと違っていた。
1918年(大正7年)
歯磨・ハブラシ事業を専売とする株式会社小林商店を設立
となっていた。
となると、この歯磨は、1918年(大正7年)以降に製造されたものになるが、これと同じ箱はライオンのホームページには載っていなかった。
続いて、書かれている町名「東京本所外手町」について調べてみた。
1878年(明治11年)11月2日
東京府本所区に所属。その際、「南本所外手町」から「本所外手町」と改称。
1930年(昭和5年)
帝都復興計画の一環により、厩橋一・二丁目に編入となり消滅。
この古い箱ひとつでいろいろなことを知ることが出来た。