歩・探・見・感

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台東区三筋にある戦災で焼け残った木製電柱(レプリカ)

地元みたいな台東区なのだが、この存在に初めて気が付いた。

撮影日  2024年8月17日

撮影場所 東京都台東区三筋1ー13ー12

全景

下部

とても痛々しい。

戦前、この場所にはパラシュートの留め金などを製造する工場があったそうだ。この電柱はその工場に電気を引き込むためのもので、通常の電柱より背が高く太かったらしい。

説明板

第二次世界大戦下の1945(昭和20)年3月10日、米軍機B29による東京大空襲で、10万人以上の貴重な人命が失われ、三筋町も一面に火の海となりました。辛うじて焼け残ったこの電柱には当時の惨状が刻みこまれています。私達はこの悲惨な歴史の生き証人としての電柱を保存することにより、あのような悲劇をひき起こした戦争を二度とくり返さないことを神に誓い、恒久の世界平和を宣言するものであります。

 Mar.10.1988 焼け残った電柱を保存する会

現物は、現在休館中の江戸東京博物館に保存されているそうだ。

台東区三筋1-13の交差点角に立っていた電柱で、1945年(昭和20)3月10日の東京大空襲で被災したものである。高さは本来7mほどあったが、焼けて半分ほどになってしまった上に、黒く炭化してしまった。
 戦後は街路灯として使用されていたが、付近の交通が頻繁になり、撤去することになった。しかし空襲の記憶を語り継ぐ資料として現地保存されていた。
 1995年(平成7)、当館に収蔵された。

江戸東京博物館は大規模改修工事のため、2026年春まで休館中。以前行ったことがあるが、今のような趣味をあまり持ち合わせていない時だったので、是非再訪したい場所だ。