歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

黄昏のキャンバスに映える深谷駅

探索を終え、深谷駅に近づくと、夕暮れの空だった。



縦書きの駅名標



深谷駅の歴史、経緯

歴史
明治16年 深谷駅は、日本鉄道株式会社により創設
明治28年 日本煉瓦製造株式会社専用鉄道敷設(深谷駅~工場間)
明治42年 高崎線と呼称
昭和9年   深谷駅舎改築
昭和27年 高崎線の電化完成
昭和41年 急行列車の停車(荒船事件)
昭和47年 国鉄に橋上駅の建設について打診
昭和60年 自由通路の建設(橋上駅建設の前提で)
平成3年   深谷橋上駅建設促進協議会の設立
平成6年   橋上駅舎建設着
平成8年   橋上駅完成(7月10日供用開始)

経緯
昭和40年代、昭和9年に改築された駅舎の老朽化が指摘され、駅舎の改築計画が必要となりました。当時は、地方分権が叫ばれ、特徴ある「まちづくり」が各地域で進められており、深谷市でも多くの人々から、歴史と文化のまちである深谷市の玄関としてふさわしい駅舎の建設が求められました。
そこで、郷土の誇る偉人、渋沢栄一翁にゆかりのある煉瓦に着目し、深谷の工場で生産された煉瓦で建築された東京駅を彷彿させる駅舎を建設することとなりました。

近代経済の父 渋沢栄一
渋沢栄一深谷市で生まれ、近代日本の経済の基礎を築きあげた偉人です。第一国立銀行の創設をはじめ、設立に関わった企業は500余りに及びます。明治政府の要請で、深谷市に設立された日本初の機械式煉瓦工場である日本煉瓦製造会社もその一つです。明治時代の代表的な煉瓦建築物の多くは、この工場で製造された煉瓦を使用しています。東京駅はその中でも代表的な建物です。

構 造  鉄骨造り3階建て(一部2階建て)
外 観  ゴシック様式(中世西ヨーロッパの美術様式)
屋 根  露出アスファルト断熱防水 『エリザベスサン様式』
塔 屋  銅版一文字葺
建 物  高塔屋部分 20.55m
     軒   高 15.10m
建物面積 2,222.55㎡
建設費  約35億円
外 壁  レンガタイル張(2丁掛)
※レンガタイル使用個数 約50万個
       (東京駅 約833万個)
敷地面積 4,258.53㎡
延床面積 3,060.80㎡

撮影日 2025年10月2日