今回発見したのは、"東つつじケ丘"、"西つつじケ丘"でもなく、東や西が付かない"つつじヶ丘"。

まず歴史から見ていくことにしよう。
1889年(明治22年)4月1日
市制・町村制が施行開始され、日本全国の基礎自治体として市町村が置かれることとなる。これにより同日、神奈川県下にあった北多摩郡に、現在の調布市域にあたる以下の2町村が発足した。
調布町 - 布田小島分村、上石原村、下石原村、上布田村、下布田村、国領宿、上ヶ給村、飛田給村が合併。
神代村 - 深大寺村、佐須村、金子村、柴崎村、下仙川村、入間村、大町村の全域および北野村の一部が合併。
1913年(大正2年)4月15日
京王電気軌道(現・京王電鉄)の「金子駅」が開設される。
1943年7月1日(昭和18年)
東京都制が施行され、東京府が廃止され東京都となり、北多摩郡調布町・神代村は東京都に属することとなった。
1944年(昭和19年)5月31日
東京急行電鉄(大東急、現・東急電鉄)が京王電気軌道を吸収合併、同社京王線の駅となる。
1948年(昭和23年)6月1日
大東急から京王帝都電鉄が分離、同社の駅となる。
1952年(昭和27年)11月3日
神代村が町制施行し神代町となった。
1955年(昭和30年)
神代町と調布町が合併して市制施行し「調布市金子町」となった。
1957年(昭和32年)3月1日
つつじヶ丘住宅地の販売を開始。
1957年(昭和32年)5月15日
「金子駅」から「つつじヶ丘駅」へ改称される。
当時の京王の情報誌『京帝たより』には、
『十五日から「つつじヶ丘」と駅名を改称するが、これは現在八高線にも金子という同名の駅があり連絡運輸上混同する恐れがあるため、さらに近く分譲する「つつじヶ丘」高級住宅地下車駅として駅名の明確を期するものである。』
と書かれていたそう。
1968年(昭和43年)
町名地番整理により、東つつじケ丘、西つつじケ丘となり、金子町は消滅。
消滅してしまった旧町名「調布市金子町」の記事は下記の記事で書いたことがある。
新情報を追加してあるので、興味のある方はどうぞ。
上記の歴史には東や西が付かない町名"つつじヶ丘"は現れてこない。
「金子駅」から「つつじヶ丘駅」に改称されるタイミングで、"金子町"が"つつじヶ丘"になり、その後"東つつじケ丘"、"西つつじケ丘"になった可能性が考えられるけれど、ネットで調べてみたが、東や西が付かない"つつじヶ丘"が存在した形跡をたどることはできなかった。
単に"西"を付け忘れただけという可能性も考えられるが、そんな間違えする?
旧町名に関する問いにはあまり当てにならないcopilotだが、聞いてみよう。
結論:調布市に「つつじヶ丘」という“単独の町名”は存在しませんが、「東つつじケ丘」「西つつじケ丘」という正式な町名が存在します。
という回答だ。
今回は正解!
"つつじヶ丘"は謎の旧町名という扱いでここまで書いてきたものの、やはり"西"を付け忘れたというのが正解なような気がしてきた。
発見日 2025年12月2日