歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

電力プレート 栃木県栃木市

栃木県栃木市に現存する電力プレート1枚である。

電力プレートのフォルダーを探していたら、栃木県栃木市のものが1枚だが見つかった。

 

①ヨロズ-1

発見日  2020年11月30日

発見場所 栃木県栃木市万町(ヨロズチョウ)

町名看板を探す目的で栃木市を訪問したので、この頃は、まだ、あまり電力プレートに関心がなく、これはなんなんだ位に思っていたと思う。これを投稿する段になって、栃木県にも電力プレートが存在しているんだと感動。もっとよく探しておけばよかったと思う。

中央の電力プレートの上にある電話番号プレートにも注目してほしい。電話番号が2桁で、栃木電報電話局と記載されている。同じ栃木市内で1番というのも見かけたことがあるが、電話番号プレートについては、まだ調査中の段階である。

中央の電力プレートの下にも別種類の電力プレートが設置されている。中央の電力プレートに上に一部かぶさって設置されているので、中央の電力プレートの方が古いと考えられる。

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電力プレート 埼玉県鴻巣市

埼玉県鴻巣市に現存する電力プレート1枚である。

今回で電力プレートの埼玉県シリーズは最後である。

 

①モトイチ-6

発見日  2020年11月3日

発見場所 埼玉県鴻巣市本町8丁目

「モトイチ」は「元市町」の略で、正式な町名ではなく、通称町名である。

「元市町」はバス停名で残っている。

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電力プレート 埼玉県志木市

埼玉県志木市に現存する電力プレート1枚である。

 

①アズマ-13

発見日  2021年7月27日

発見場所 埼玉県志木市本町5丁目

過去、志木市で「アズマ」とついていた町名は、旧町名の東原(アズマハラ)、通称町名の東町(アズマチョウ)の2つがある。
東原は1972年に本町4・5丁目、幸町1丁目になっている。
東町はバス停名、町会名に残っているが、東原は残っていないようだ。「東原」は通称町名の「東町」に受け継がれたという情報もあり、「アズマ」は通称町名の「東町」なのだろうか?

志木市管轄の東京電力の支社は所沢だったのだろうか?
現在、埼玉県にある東京電力の事業所を調べてみたところ、所沢支社はなく、志木支社はあった。電力プレート設置後、所沢支社はなくなり、志木支社ができたのだろうか?

志木市の「アズマ」の電力プレートには、いくつか疑問が残ったままである。

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電力プレート 埼玉県熊谷市

埼玉県熊谷市に現存する電力プレート1枚である。

 

①サカエ-3

発見日  2020年11月3日

発見場所 埼玉県熊谷市宮町1丁目

栄町は、昭和46年(1971年)に仲町、宮町1丁目、本町1丁目になった。

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電力プレート 埼玉県戸田市

埼玉県戸田市に現存する電力プレート2枚である。

戸田市も管轄する東京電力の支社は、隣接する川口支社でなく浦和支社だったようである。

 

①シモササ-1

発見日  2021年8月12日

発見場所 埼玉県戸田市下笹目

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②シモトダ-29

発見日  2021年7月15日

発見場所 埼玉県戸田市下戸田

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電力プレート 埼玉県蕨市

埼玉県蕨市に現存する電力プレート3枚である。

発見日はすべて2021年5月18日、発見場所は埼玉県蕨市中央4丁目である。

蕨市を管轄する東京電力の支社は、隣接する川口支社でなく浦和支社だったようである。

記載されている町名に関連する蕨市の旧町名について調べてみた。
蕨市には、住居表示実施以前、大字塚越(中央一丁目・二丁目、南町一丁目 - 三丁目)、大字蕨(中央一丁目 - 七丁目、錦町一丁目 - 六丁目、北町一丁目 - 五丁目、南町一丁目 - 四丁目)のような大字や町があったが、大字蕨および大字塚越は範囲が広いため、通称の町名を使用していた。(括弧内は現在の町名)

通称町名として以下が使用されていた。
郷町、旭町、上町、御殿町、須賀町、大門町、土橋町、仲町、仲上町、春日町、水深町、下蕨町、三和町、塚越本町、塚越東町、塚越西町、塚越忠町、塚越西仲町

記載されている町名は、旧町名ではなく、通称町名が採用されたようである。

 

①アサヒ-15

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②ゴテン-19

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③ゴテン-22

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電力プレート 埼玉県さいたま市(旧埼玉県岩槻市)

埼玉県さいたま市(旧埼玉県岩槻市)に現存する電力プレート1枚である。

 

①リンドウ-1

発見日  2021年6月18日

発見場所 埼玉県さいたま市岩槻区仲町

「リンドウ」とは「林道町」のこと。

現存しない町名なので、まず、旧岩槻市の歴史について調べてみた。

1873年明治6年
岩槻町は、岩槻宿の城下九町である渋江町・田中町・久保宿町・市宿町・横町・新町・富士宿町・林道町・新曲輪町と、四新田の江川新田・掛新田・佐太夫新田・長左衛門新田のうち、城下九町部分および江川新田が合併して成立。

1889年(明治22年)4月1日
町村制施行に伴い、岩槻町・太田町が合併し、新たな岩槻町が発足。旧岩槻町は新しい岩槻町の大字岩槻となる。

1954年(昭和29年)5月3日
南埼玉郡岩槻町・新和村・和土村・川通村・柏崎村・慈恩寺村の1町6村が合併し、岩槻町が改めて成立する。

1954年(昭和29年)7月1日
岩槻町が市制施行し、岩槻市となる。

2005年(平成17年)4月1日
岩槻市さいたま市編入合併され、さいたま市岩槻区となる。

「林道町」を調べてみたが、自治会名、バス停名としては残っているが、町名になった形跡は見つからなかった。

平成元年、岩槻市教育委員会によって「城のまちの標柱」として“城下町の旧跡名称”の標柱が「林道町」も含め24箇所設置された。

「林道」は、釣上道に植えられた杉並木が林のようにこんもりしていたから、この名がついたと言われている。

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