歩・探・見・感

歩・探・見・感

ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

東京都千代田区

東京駅のゼロキロポスト+α ~ 在来線・地下編(京葉線) ~

訪問日 2024年3月2、5、9、11、12日 調べるたびに見落としていると思われるものや探しても見つからないものがあり、複数回訪問することになる。 地上階の在来線と違って電車が来てもすぐ発車するわけではない時もあるので、写真を撮るのに待ち時間があったり…

東京駅のゼロキロポスト+α ~ 在来線・地下編(横須賀・総武快速線) ~

最初に訪問した時(2024年3月2日)は、なぜかここに寄るのを忘れてしまっていた。 元々予定していたのだが、京葉線だけで満足してしまい、もうこれでお終いと思ってしまったのかもしれない。 事前調査不足で再訪するというのならまだ許せるのだが、忘れるっ…

旧町名&琺瑯住所プレート「麹町區富士見町」と電力プレート「フジミ2-5」

①は随分前に発見していたのだが、ブログ開設前に発見していたので、過去の記事を確認してみたが、紹介していなかった。 確か、これは目撃情報を頼りにせず発見したものだったような気がする。 行き止まりの路地の一番奥にあるというたまにあるケース。 奥が…

謄写版発祥の地に記されていた旧町名「東京神田區鍛冶町大通三番地」

神田駅付近を探索していると、会社名が書かれているプレートの下に輝いている銅板をを発見した。発見日 2024年3月9日 発見場所 東京都千代田区鍛冶町二丁目 過去に書かれた方の記事を見るとビル名が変わっていた。 もとは、堀井謄写堂株式会社(後のホリイ株…

東京駅のゼロキロポスト+α ~ 在来線・地上編 ~

ネットで調べていたら、東京駅構内に自分が今まで知らなかった、気が付いていなかったものがあることがわかった。 東京駅、侮れない。 2024年3月2日、東京駅構内をメインに探索することにした。 上野東京ラインで東京駅の10番線に到着したので、そこから探索…

俎橋児童遊園にいる寿人遊星は未来につながっていた

この彫刻がある通りはよく歩いているのだが、写真を撮ったのは初めてだった。 今までこんな特徴がある彫刻に気が付かなかったのか? 記憶にないのだから、気が付かなかったのだろう。と書いたが、よくよく調べてみたら、4年前の2020年に写真を撮っていた。 4…

町名由来板「小川三丁目(北部)」と小川小学校跡地に残されていたもの

2024年1月13日、探索の途中に「小川三丁目(北部)」の町名由来板を発見した。 発見場所 東京都神田小川町三丁目6番地 江戸時代、小川町(おがわまち)は神田の西半分を占める広大な地域をさす俗称でした。古くは、鷹狩(たかがり)に使う鷹の飼育を行う鷹匠…

都会のど真ん中で雪だるまに出会う「第21回 神田小川町雪だるまフェア」

2024年1月20日、神田駅を降り、小雨の降る中、靖国通りにいる雪だるまに会いに行ってきた。 雨は、夕方からではなかったのか? 午後早くから降り出してしまった。 溶けてしまっていないか心配。 小川広場の中は子供たちでいっぱいであった。ここでくじ引きを…

勲章が増えていた「山本齒科醫院」と生あんこうディスプレイの「いせ源」

2024年1月20日、雨だったが、それほどの雨ではなかったので、探索には全然問題ない。 今回紹介する建物は有名なものばかりで、よく前を通るのだが、今まで紹介していなかった。 今回記事を書こうと思ったのは、今まで気が付かなったものを見かけたからだ。山…

九段会館テラスの歴史の小径

工事中だった九段会館が「九段会館テラス」に建て替えられ、2022年10月1日に再開業していた。 随分前だったんだなあ。 しばらく来ないうちに完成していた。 完成したら行ってみようと思っていたのだが、すっかり忘れていた。最初、貝塚碑が目に入って、へぇ…

「ボロボロのエルフさんを幸せにする薬売りさん」発売記念展示

2024年1月13日、集英社の脇を歩いていたところ、ビルの側面に漫画のパネルが設置されていた。 全然知らない漫画だが、人通りもあまりないので、全部撮ってしまった。 中々こんな大きいパネルを見かけることはない。 以前は「鬼滅の刃」のパネルが飾られてい…

皇居東御苑で発見した秋の忘れ物と春の兆し

この日(2024年1月13日)は、特に行く場所が決まらず、雪が降ることもあるというので、皇居東御苑付近を散策することにした。秋の忘れ物 春の兆し 梅 東京の梅は1月9日に既に開花していた。平年より13日早かったそうだ。(1月17日追記)寒桜はつぼみだったが…

幸手市指定文化財『将門の首塚』と東京都指定旧跡『将門塚』

『将門の首塚』といえば東京都千代田区大手町にある『将門塚』が超有名だが、幸手市にも『将門の首塚』があるというので、幸手駅から歩いて行ってきた。訪問日 2023年11月30日遠かった~。 浄誓寺(じょうせいじ) 幸手市神明内一四六九 通光山平親院浄誓寺と…

『傳染病研究所発祥の地』と『樋口一葉生誕地』

このふたつは何のつながりもない。 探索していて近くを通っていたはずなのに、今まで気が付かなかったものということで共通点がある。 他にもにあった! お札の肖像画だ。 現五千円札が「樋口一葉」、新千円札が「北里柴三郎」だった。 意外な共通点。 意外…

「東京女学館発祥の地」と「華族女學校遺蹟碑」と「三べ坂」 in 東京都千代田区

この日(2023年10月14日)は文京区、新宿区を縦断し、千代田区までやってきた。 地図を見ると変わった名前の坂があったので、寄ってみることにした。 今まで知らなかったというのは、山手線の内側でも探索していないところがまだまだあるということになる。 …

和泉会館 in 東京都千代田区神田和泉町

和泉会館(撮影日2023年5月21日) 4階建ての建物。神田祭が開催される前、和泉会館の前を通るとお神輿が設置されていた。(撮影日2023年5月11日) いつもはどこに置いてあるのだろうか?神田祭が終わった後、和泉会館の奥を何の気なしに見たところ、プレート…

神田・今中ぶどう園 生育情報 2023/9/25

以前下記の記事で旧今川中学校のぶどう園を紹介したことがある。 citywalk2020.hatenablog.com 都会のど真ん中にあるぶどう園だ。 ぶどうの生育状況が気になったので訪問してみた。 随分成長していた。 袋を被せてあるエリートたちのぶどうたち。 でも、これ…

御茶ノ水ソラシティで明治・大正時代の歴史遺産に触れる⑤ ― 松山堂の蔵の煉瓦 岩崎邸・三菱社の煉瓦 ―

今回は、松山堂の蔵の煉瓦、岩崎邸・三菱社の煉瓦を紹介しよう。 松山堂の蔵の煉瓦この蔵は神田淡路町二丁目にあった「松山堂の蔵」の小屋組みなど既存部材を再利用の上、復元したものです。明治41年(1908)「日本全国古本屋見立番附」によると「東京・松山…

御茶ノ水ソラシティで明治・大正時代の歴史遺産に触れる④ ― 松山堂の蔵 ―

今回は、松山堂の蔵を紹介しよう。 7月24、25日に訪問した時は、扉が閉まっていた。 正面 裏側 7月29日に訪問した時、扉が開いていた。 1階 扉裏に「大正拾三年」と書かれていた。 階段 木窓 机の上にバインダーが置かれていて、中を見てみると、いろいろな…

江戸時代の帝国ホテル附近

帝国ホテル横(日生劇場側)に絵図板があり、この付近の江戸時代の屋敷図と現在の建物とを重ね合わせた地図が記載されていた。 発見日 2023年5月29日 発見場所 東京都千代田区内幸町一丁目 約四百年前まで、この帝国ホテルの玄関の辺りは日比谷入江と呼ばれ…

御茶ノ水ソラシティで明治・大正時代の歴史遺産に触れる③ ― 軍艦山 ニコライ堂 ―

軍艦山 ニコライ堂 軍艦山 大正12年(1923)の関東大震災では神田駿河台周辺においても火災により多くの建物が消失しました。震災後の復興区画整理事業により、本郷通りと聖橋が整備され、本郷通りと幽霊坂の交差部分には、石垣による鋭角の角地ができました…

御茶ノ水ソラシティで明治・大正時代の歴史遺産に触れる② ― 湯島聖堂 昌平坂と淡路坂 ―

湯島聖堂 昌平坂と淡路坂 湯島聖堂 徳川五代将軍綱吉は儒学の振興を図るため、元禄3年(1690)上野の忍岡により廟堂を移転しました。寛政9年(1797)には幕府直轄学校として昌平坂学問所と改称され、その後敷地面積を大きく拡大しました。明治維新を迎えると…

旧町名「神田末広町」

今回は千代田区の旧町名「神田末広町」を紹介しよう。 発見場所 東京都千代田区外神田三丁目 ①発見日 2021年2月13日 ②発見日 2023年8月13日 ①と②は同じ番地だ。あまり、同じ番地のものが見つかることはない。 以前から②の存在は知っていたのだが、近くに人が…

日比谷ダイビルに潜んでいる鬼や獣たち ― 公開空地編 ―

ビル編から続く。 citywalk2020.hatenablog.com 今回は公開空地編。 旧二号館のあった場所が現在公開空地となっており、噴泉が設けられている。そこにも旧一号館及び旧二号館の装飾が残されている。 水吐口として使われているトラの彫像。かつてはビル最上階…

御茶ノ水ソラシティで明治・大正時代の歴史遺産に触れる① ― 蜀山人終焉の地 岩崎弥之助邸跡 ―

久しぶりに御茶ノ水ソラシティに立ち寄ってみた。 興味深いものがいくつかあったので紹介することにしよう。 一つの記事で収めようとしたのだが、とても長くなりそうなので、分割してお届けする。 ①蜀山人終焉の地 岩崎弥之助邸跡 ②湯島聖堂 昌平坂と淡路坂 …

日本橋タカシマヤセミナーをアップデートする(1)

ネットで調べていたら、かなり古い資料だが、日本橋タカハシマヤセミナーの 1.日本橋架橋100周年記念 日本橋と東京市章を巡る鉄蓋散策 (2011年11月10日)2.路上の文化遺産と路上の芸術を探して 銀座・日比谷 蓋探し散策 (2011年12月15日)3.路上文化遺產~…

日比谷公園のユリ(2023年7月)

去年、下記の記事で日比谷公園のユリを紹介したことがある。 citywalk2020.hatenablog.com 今年も訪れた。 撮影日 2023年7月3日 結構咲いていたが、少し訪問するのが遅かったかもしれない。 京橋の欄干柱 水飲み場 鶴の噴水 帝国ホテル アガパンサス アジサ…

日比谷ダイビルに潜んでいる鬼や獣たち ― ビル編 ―

ここになにやら怪しげなものが数多く潜んでいるという。 以前も何回か訪問したことがあるのだが、今回は本格的に調査をしてみることにした。 ほぼ全員を撮る羽目になってしまったため、2回に分けて紹介することにしよう。 日比谷ダイビル 千代田区内幸町1丁…

NTT日比谷ビルの仮囲いアートと鹿鳴館跡の現在と農産陳列所・蚕病試験場跡

このタイトルを見て何の関連性があるのかと思った方もいるかと思うが、探索中に近くで見つけたものを羅列しただけで、あまり意味はない。あえて言うと、最後に載せた明治時代の地図に、同じ一角にあったということが共通点となる。 調べていたら、鹿鳴館跡の…

千代田区神田猿楽町付近の坂とキカイ湯跡

神田猿楽町付近を探索中にいくつかの坂に出会った。 撮影場所 東京都千代田区神田猿楽町付近 撮影日 2023年5月6日 男坂 上から 下から 江戸時代以来、猿楽町と駿河台の地であるこの一帯はがけ地で、もともと通路がありませんでした。 一九二四年(大正十三) …