仁丹町名表示板
俳優の佐々木蔵之介氏の実家で有名な佐々木酒造に設置されている仁丹町名表示板については、以下の記事で書いたことがある。 citywalk2020.hatenablog.com 2024年1月4日、久しぶりに再訪したところ、何やら石碑が建っていた。 えっ!? 徳川家康邸跡だって!…
事前調査したところ、伏見区に現存している伏見市時代の仁丹町名表示板は9枚あるようだ。 今回の探索ですべて発見できるだろうか?伏見の中心地は伏見稲荷周辺だと思っていたのだが、違っていた。 勉強不足。 京都駅から近鉄に乗り、桃山御陵前駅で降りる。 …
ざっとであるが事前調査をしていたところ、北区紫野柏野地区には、上柏野、中柏野、下柏野と上中下がつく3つ柏野があり、結構な数の仁丹町名表示板の目撃情報がそれほど広くない場所に集中していることを知った。 京都駅からかなり離れているが、この付近は…
夜明け前(6時半頃)の創業1803年の和菓子の老舗「亀屋良長」付近 まだ上の方に月が見えている。 寒い。 たぶんメジャーなところなのだろうけれど、恥ずかしながら今までここの存在を知らなかったのだ。 事前調査でここのことを知ったのだが、前日ここに寄る…
今回、この仁丹町名表示板を単独で取り上げることにしたのは、仁丹町名表示板を取り上げているホームページ等に発見日時点で確認できなかったものを、以前発見していたからだ。 今回、再確認するために再訪した。発見日 2022年11月14日(再訪日2024年1月4日…
下京区には鍵屋町は、同じ町名が四つもあるらしい。 何故そんなことに? 番地はどうなっているのだろうか? 番地も同じものがあるのだろうか? このように同じ行政区内で同じ町名があるのは京都市だけなのだろうか? と疑問ばかり湧く。 調べてみればいいの…
今回の京都市探索もハードスケジュールの予定だ。 ここは上品蓮台寺、どうやってくれば最短だったのかよく調べていなかったため、京都駅から鞍馬口駅までは地下鉄で来た。 京都駅から徒歩でもこれたのだが、途中寄り道をしてしまうだろうし、そのため、いつ…
2024年年初の京都市旅行のため、事前調査をしていたところ「京都仁丹樂會」さんのホームページに下記の記事が掲載されていた。 京都仁丹樂會:京都 蔦屋書店さんに琺瑯「仁丹」現る! (kyo2.jp) 京都仁丹樂會:トークショー開催 (kyo2.jp) 出版されている「京…
木製の仁丹町名表示板は、「琺瑯看板探検隊」さんの資料では、下記9枚が現存していることになっている。 ①上京区椹木町通油小路東入東魚屋町②上京区寺町通二条上る③上京区室町通上御霊前下ル上柳原町④上京区五辻通大宮東入下ル慈眼庵町⑤上京区新麩屋町通仁王…
近くを探索していると必ず立ち寄って現状を確認することにしている。 2023年1月21日訪問時、ちょっと気になったことがあった。 一番上のビスが浮いているように見える。 右側全体に隙間が空いている。 正面を確認してみる。 ビス穴は上から2、2、2、2となっ…
京都市内の仁丹町名表示板を探索していたところ、上の釘が取れて逆さまになっていた仁丹町名表示板(上京区 七本松通下立賣上ル 長門町)を発見した。 発見日 2022年11月13日 持ち主の方は気が付いていないのだろうか? ピンポンしようとしたが、勇気が出ず…
京都駅にあるホテルから出発したのが、5時半頃。 いろいろ寄り道をしながらきたので、予定より到着したのが遅くなってしまった。 この日の最低気温は5.5℃だったようだが、結構早足でここまで来たので、汗をかいてしまった。 早朝(2022年12月6日6時20分頃)…
大宮通を下ってきた。 信号が点滅していた。次の目的地は、中立売通を渡ったところにある。慌てて走って渡る。渡ってから、何を思ったか、渡ってきた歩道を振り返る。 えっ? あれは、仁丹の町名表示板か? こんなところにあったっけ? 信号が変わるのが待ち…
今回は佐々木酒造に向かうのに椹木町通りを東からアプローチした。 佐々木酒造の蔵に仁丹町名表示板が見えるではないか! どこにあるの? 道路側の一番右の窓みたいなものの右側を見てごらん。あったでしょう。 あった!小さくて気が付かなかった。 発見日 2…
訪問日ごとの探索記録も記事にする予定だが、時間がかかりそうなので、個別の記事を優先することにした。しかし、そのうち記憶が薄れてしまうのが心配だ。前回訪問した時もその時は記事にしようと思っていたが、時の流れとともにそのまま放置してしてしまっ…
先日、京都仁丹樂會さんから連絡をいただいた。 京都仁丹樂會さんのご尽力により、森下仁丹が町名表示板を保存してくれることになった。 よかった。 京都仁丹樂會さんには感謝である。 うぬぼれかもしれないが、自分の活動がひとつのきっかけとなり、このよ…
昨日(2022年6月6日)、京都仁丹樂會さんからレプリカを設置した旨のご連絡をいただいた。 本日(2022年6月7日)代官山で所要を済ませた後、いてもたってもいられず、徒歩で2時間以上かけて、早速見てきた。 電車の方が早い? そりゃそうだが、自分のポリシ…
以前、奈良市の仁丹町名表示板で紹介した三條池町について、現存している町名ではないと書いたので、さらに深堀してみることにした。 奈良市の古地図を見てみると、国鉄奈良駅の周辺に「三条町」と書かれており、三桁の地番が記された地域が大きく広がってい…
今のところ、詳細は書けないが、ある方から、木製仁丹町名表示板が無事保護されているという連絡をいただいた。 また、この木製仁丹町名表示板が朝日新聞京都版2022年5月8日付で「古都ぶら 奇跡の1枚 東京に木版」という記事になっていることも教えていただ…
本日(2022年5月9日)、目撃情報を頼りに文京区と台東区にある旧町名等を探索してきた。 文京区のものは、比較的に速やかに発見することができたので、根津に立ち寄ってみることにした。 根津神社に立ち寄り、木製仁丹町名表示板の無事を確認しに訪れた。 し…
奈良市には10数枚の仁丹の町名表示板が現存しているようだ。 ①西新屋町 ②納院町 ③鳴川町④上久保町 ⑤三条池町⑥南袋町 ⑦南新町 ⑧多門町 ⑨佐紀東町⑩八軒町⑪白毫寺尾上町⑫細川町⑬芝辻中町 今回はその内①から⑧の8枚の仁丹の町名表示板を発見したので、それらを紹…
今回が「東京の木製仁丹町名表示板について」シリーズ最終回である。 以前は、木製町名表示板の上に少し錆びた「火災予防推進モデル地区」の金属製の看板が張られていた。 この時は本郷區の文字上半分と、仁丹の商標が見えていた。 それが昨年(2021年)のい…
東京市はかつて、町名番地札を設置していたことがあったそうだ。 京都仁丹樂會さんのホームページに下記の記載があった。 全国津々浦々の考証(その4)~東京で仁丹発見!!!①~ 東京市においても、家主などが便宜上必要な場所には町名番地札などを設置し…
今後の「東京の木製仁丹町名表示板について」の記事の構成を見直すことにした。 「東京の木製仁丹町名表示板について(4)」で終了する予定だったが、以下のようにしようと考えている。 「東京の木製仁丹町名表示板について(4)」京都に現存している木製…
あれ、今回は木製仁丹町名表示板を紹介するはずではなかったのか? 期待している読者を裏切るのか? いや、誰も期待などしていないだろう。 その証拠にあまり使えない、はてなブログのアクセス解析(無料で使わせてもらっているので、文句は言えないが、改善…
東京の木製仁丹町名表示板について(1)に続いて、今回は月別の製作枚数、費用、作業日数、設置枚数等について分析してみたい。 下記の表は「町名番地札(仁丹広告入)明細調書」の月別の製作枚数、費用、作業日数、設置枚数等をExcelに入力したもの。 そう…
東京に設置されていた仁丹の町名表示板について調べていたら、「京都仁丹樂會」さんの下記のページにたどり着いた。 全国津々浦々の考証(その3) ~東京で仁丹発見!!!①~全国津々浦々の考証(その4) ~東京で仁丹発見!!!②~全国津々浦々の考証(そ…
京都市には街区表示板がない代わりに様々な種類の町名表示板があった。 既に仁丹の町名表示板とナンバーくん住所プレートの一部は紹介しているが、それも含めて発見したものにどのようなものがあったか紹介しよう。 発見日は2022年1月27日~29日である。 1…
仁丹の町名表示板を調査研究されている「京都仁丹樂會」さんによると、木製の仁丹町名表示板は大正元年9月頃から設置されていたらしい。 「琺瑯看板探検隊」さんの資料では、下記9枚が現存していることになっているが、最新の情報が2016.5.28と古いので、消…