歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

電力プレートの世界へようこそ

「電力プレート」とは電力会社が設置した楕円形の金属プレートのことである。

旧町名探しの対象としても重要なアイテムで、マニアの世界では「デンリョク」と呼ばれている。

他の種類も見かけるが、このブログでは、基本的には、下記2種類を取り上げる。

ほとんどの「電力プレート」は、上部に電力会社のマーク、中央にカタカナ+数字、下部には漢字が記載されている。
一部、上部に電力会社のマーク+漢字、中央にカタカナ+数字、下部に数字が記載されているものもある。

中央のカタカナは2文字から5文字まであり、町名が省略され記載されている場合が多い。

数字は○-○○、-○○の2パターンがあるようだ。

下部の漢字は、町域を管轄していた電力会社の当時の支社名と言われている。

物が小さいだけに、これは発見するのが難しい。中央の数字が丁目、番地であればいいのだが、何を表しているのかわからないので、ネットで情報を見かけても、その町名全域が対象となるため、探索範囲が広くなる。
更に記載されているカタカナは省略されていることが多い、また設置時期によるのだと思うが、旧町名や通称町名であることもあり、そうなるとさらに探索の難易度が高くなる。

自分は、たまたま通ったところにたまたま設置されているのを発見するケースがほとんどである。

設置されている場所は、木造の家屋がほとんどで、家屋の玄関付近が多い。門や塀にも設置されていることもある。

それでは、電力プレートを紹介していこう。