日光道中粕壁宿の標柱⑧
重要文化財 五海道其外延絵図 日光道 巻第2部分 東京国立博物館所蔵
新町橋は、江戸時代には大橋と呼ばれ、古利根川に架かる唯一の橋であった。長さ一六間(約二九メートル)、 横幅三間(約五メートル)の板橋で、高覧が付いていた。架け替えにあたっては、幕府が費用を負担し、往来を妨げないように仮橋が架けられた。新町橋の上流には、上喜蔵河岸と呼ばれた船着場があり、石垣の一部が現存している。江戸時代、粕壁宿では共同で河岸を利用し、古利根川の水量が多い六月中旬~八月中旬(旧暦)には、小型の高瀬船などで米や生活物資を運搬した。
上の右側の写真に警官が写っているのが分かるだろうか?
自分は橋のあたりをウロチョロしながら写真を撮っていた。
道の反対の歩道から道路を渡って警官がこちらに向かってくる。
横断歩道が離れた所にあるのだが、渡らなくてもいいのか?
職質でもされるのかと思ったが、こちらに来ただけだった。
自分も反対側に行きたいのだが、警官が見ている前で道路を横断する勇気はなく、離れている横断歩道を渡ってきた。
警官も道路を渡っているのだから、自分も渡ってもいいと思うのだが・・・。
古利根川左岸の春日部市八丁目と右岸の春日部市粕壁2丁目・3丁目とを結び、県道319号線(惣新田春日部線:旧日光街道)が通る。
橋の長さ:約71m
有効幅員:約15m
竣工:2005年(平成17年)3月
発見日 2023年4月27日
発見場所 埼玉県春日部市
新町橋の欄干のそれぞれの端の裏に町名が書かれているプレートが設置されているのを発見した。
スマホを落とさないように慎重に撮る。
粕壁側
右 粕壁
上 町
春日町
左 粕壁
旭 町
陣 屋
内 出
八丁目側
右 大字八丁目
新 町
上 組
新仲町
下 組
新 田
五丁田
左 大字小渕
松河町
追 分
本 村
観音前
原 前
島
知っている人しか知らない(当たり前だ。)通称町名だ。
普通に歩いていたら気が付かない。
何でこんなわかりにくいところに設置したんだ。
まだ発見できていない通称町名もあった。