歩・探・見・感

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鎌倉の旧地名「鶯ヶ谷(うぐいすがやつ)」の案内板

北鎌倉駅から鎌倉街道を歩いていると、鶴岡八幡宮付近で下記の案内板を発見した。

鎌倉市は2日間探索しているが、発見したのはこれが初めてだった。

都内ではよく見かけるが、鎌倉市でもこういうのを設置しているんだ。

発見日  2024年4月25日

発見場所 神奈川県鎌倉市雪ノ下二丁目

鶴岡八幡宮境内の西側、県道沿いの巨福呂坂旧道入口付近までの地域を示す旧字名で、江戸時代までは八幡宮の神主(大伴氏)などの屋敷がありました。鎌倉幕府三代将軍・源実朝が、鶯の初音を聞いたことから、この名がついたとされています。
 県道から西に入ると細い石段があり、登っていくと小さな祠があります。「これは志一稲荷」と呼ばれ、僧侶・志一上人を助けた狐が祀られています。上人は訴訟のために九州から鎌倉に来ていましたが、訴訟用の証文を忘れてしまいました。それを上人に仕える狐が一夜のうちに九州まで取りに帰ったことで、訴訟に勝った話が伝えられています。当時の稲荷信仰を伝える神社です。

まだ存在しているのか調べてみたところ、下記が設置されていることが分かった。

千葉ヶ谷(ちばがやつ/扇ガ谷一丁目)
寺中(じちゅう/極楽寺三丁目)
三堂(さんどう/二階堂)
長楽寺(ちょうらくじ/長谷一丁目)
宅間(たくま/浄明寺二丁目)

この辺りは探索していないところだった。

だから発見することができなかったのか。

次回訪問した時は、探して見ることにしよう。