歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

旧町名「埼玉県北葛飾郡幸手町大字幸手浪寄」

以前も訪問しているが、先月(2023/11)末から今月(2023/12)にかけて、幸手市を3回訪問しているのだが、今まで中々紹介できるような旧町名が見つからなかった。

しかし、4回目の今回、ようやく小字付きの旧町名を発見することができた。

見つかる時は見つかるもので、この日は満足できる複数の旧町名を発見することができた。

徐々にこれらを紹介していきたいと思う。

これらを発見した後のことだが、権現堂堤でトイレを済まし、土手への階段を登ろうとしたところ、犬の○○を踏んでしまった。

発見する前でなく、後のことだが、ラッキーと思うことにした。

しかし、そんなに広い心は持ち合わせていなかった。

くそ、くそ、くそ。

靴を草むらに擦り付けるが、中々取れない。

ベンチに座って、その辺にあった棒で靴の溝に入った○○を取り除く。

だいたい取れたと思われるので、立ち上がり、草や土に擦り付けながら、くそ、くそ、くそと心の中で叫ぶ。

飼い主、ざけんじゃねーぞ!

ちゃんと片付けろよ。

😡。

と、顔が見えない飼い主に怒りをぶつけるのだった。

盛り下がったことを書いてしまったが、本題に戻ることにしよう。

発見日  2023年12月5日

発見場所 埼玉県幸手市北一丁目


ほぼフルバージョンに近いが字を付けて「浪寄」としてほしかった。

"浪寄"は"なみよせ"と読むらしい。

"浪寄"に関するものは電柱にある例のこれしか見つからなかった。

47年は西暦ではなく、昭和だろうから、西暦にすると1972年。

おまけに電力プレートが付属していたが、上になっているから、1972年以降に設置されたものかな。

ネットで"浪寄"の由来等について調べてみた。

幸手市のものは見つからなかったが、愛知県名古屋市熱田区波寄町(なみよせちょう)という町名があることがわかった。
かつては「浪寄」とも書かれていたことがあるらしい。

名古屋市熱田区にある波寄町の由来は、古くは波が押し寄せていたことからこの名がついたと言われる。このほか「波」とは名古屋の古称「浪越」を指し、那古野荘に最も近い熱田の土地を意味するとの説もある。

さらに愛知県稲沢市に天池浪寄町(あまいけなみよせちょう)があった。

こちらの由来については不明。